内容紹介
長らく秘匿され未だ解明されていない点が多い本法寺蔵「法華経曼荼羅」(重文)。本来ここに描かれることのない『法華経』以外の要素を手がかりに、文学・美術・歴史・宗教、さまざまな視点から曼荼羅に織り込まれた制作者の意図を詳らかにする画期的研究。
著者略歴
著:中 哲裕
1947年、富山県生まれ。1974年、東京大学文学部大学院修士課程修了(文学修士)。現在、富山県立大学名誉教授、栂の木資料館館長、浄土真宗本願寺派西光寺住職。著書に『閑吟集定本の基礎的研究』(新典社)、論文に「源氏物語と二十五三昧会」(『源氏物語の探究』第11輯、風間書房)、「源氏物語と浄土の思想」(『源氏物語の環境 研究と資料(古代文学論叢第19輯)』武蔵野書院)、「横川の僧都」(『文学・語学』第84号)など。
ISBN:9784393111222
。出版社:春秋社
。判型:A5
。ページ数:456ページ
。定価:9000円(本体)
。発行年月日:2020年12月
。発売日:2020年12月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRF
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QRVJ。