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新装版 人と思想 96

レヴィ=ストロース

著:吉田 禎吾
著:板橋 作美
著:浜本 満

紙版

内容紹介

レヴィ=ストロースは,文化人類学者という名称では包みきれない幅の広い,きわめて独創的な学者である。その影響は人類学にとどまらず,文学・神話・古代哲学・神学・芸術などの研究にたずさわる人々の中に興奮の渦を巻き起こした。レヴィ=ストロースの構造主義の方法が他の人文・社会科学に適用されることから,文学・言語学・神話学・経済学・社会学・人類学など学問間の壁をこわしてしまったとも言われている。構造主義とは何か,現代文明とどのような関わりがあるのかを探る。

目次

目次(内容と構成)
まえがき
Ⅰ レヴィ=ストロースの人と業績
Ⅱ レヴィ=ストロースと『親族の基本構造』
   インセント・タブーと交換
   婚姻規則の問題
   『親族の基本構造』の構造主義
Ⅲ 神話の研究
   神話の分析方法
   神話の三つの方法――対立、変換、媒介
   神話は何のためにあるのか
Ⅳ 野生の思考と構造主義
   文化相対主義
   トーテミズム
   普遍的な<人間精神>
   構造主義の影響
   あとがき
    年譜
    参考文献
    さくいん

ISBN:9784389420963
出版社:清水書院
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2015年09月
発売日:2015年09月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC