ピースがうちにやってきた
著:村上しいこ
絵:相野谷由起
紙版
内容紹介
ある日、おかあさんが、赤ちゃんねこをひろった。
飼うか、飼わないかで、おかあさんとおとうさんは大げんか。
わたしが、がまんすれば、家族はうまくいく――
ずっとそう思っていたサチだけれど、
ちかごろなんだか、心がきゅうくつでたまらない。
そして、サチは、一歩ふみだす。
ちょっとずつでいい。本当の家族になるために―――
村上しいこが描く、家族のかたち、そして10歳のとまどいと勇気の物語。
目次
目次
1 みゅうみゅうみゅう
2 悪いくせ
3 見ちゃいけないもの
4 そんな話は聞いてない
5 ぎせい
6 山下君と石神君
7 ふわふわ
8 傷ついてないふり
9 ちょっとずつ家族