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ピースがうちにやってきた

著:村上しいこ
絵:相野谷由起

紙版

内容紹介

ある日、おかあさんが、赤ちゃんねこをひろった。
飼うか、飼わないかで、おかあさんとおとうさんは大げんか。
わたしが、がまんすれば、家族はうまくいく――
ずっとそう思っていたサチだけれど、
ちかごろなんだか、心がきゅうくつでたまらない。

そして、サチは、一歩ふみだす。
ちょっとずつでいい。本当の家族になるために―――

村上しいこが描く、家族のかたち、そして10歳のとまどいと勇気の物語。

目次

目次
1 みゅうみゅうみゅう
2 悪いくせ
3 見ちゃいけないもの
4 そんな話は聞いてない
5 ぎせい
6 山下君と石神君
7 ふわふわ
8 傷ついてないふり
9 ちょっとずつ家族

著者略歴

著:村上しいこ
【作者】村上しいこ
三重県生まれ。『かめきちのおまかせ自由研究』で第37回日本児童文学者協会新人賞受賞。
『うたうとは小さないのちひろいあげ』で第53回野間児童文芸賞受賞。
作品に『イーブン』『死にたい、ですか』(小学館)『みつばちと少年』(講談社)、『タブレット・チルドレン』(さ・え・ら書房)など多数。
松阪市ブランド大使。特定非営利活動法人《子どもの自立を支援する会・くれよん》顧問。
講演やワークショップなどの活動も精力的に行う。
絵:相野谷由起
【画家】相野谷由起
横浜生まれ。『うさぎのさとうくん』(小学館)で第12回日本絵本賞受賞。その他主な作品に『世界で一番のねこ』(藤野恵美 文・アリス館)、『くろねこちゃこのぼうけん』(日本マクドナルド)など。
現在、黒猫の‘ちっちゃこ’と二人暮らし。

ISBN:9784378015613
出版社:さ・え・ら書房
判型:A5
ページ数:136ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ