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「意識」と「認識の過程」

著:西園 孝

紙版

内容紹介

その心理、解き明かします。

感覚、記憶、意識、認識、その連環に秘められたものとは。
AI時代に問う“わたし"の成り立ち。

「何かに対してアウェアネスをもっていることというのは、
何かを『認識』しているという表現がなされる場合もありますが、
一般に、認識していると考えられる状態と、
認識していることが意識されているということとは、違うことと考える必要があります。
生体が認識していると考えられる場合であっても、
必ずしもそれが意識されているかどうかはわからないといえ、
仮に意識されていなくても、生体としての認識システムが作動している場合もあるからです。」

(本文より)

意識のゆりかご──意識はどこで生まれるのか
第一のゆりかご──感覚による情報の収集作業
視覚
聴覚
第二のゆりかご──記憶は意識を促す
おわりに

ISBN:9784344935921
出版社:幻冬舎
判型:4-6
ページ数:142ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2021年08月
発売日:2021年08月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP