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僕が手にいれた発達障害という止まり木

著:柳家 花緑

紙版

内容紹介

「人間は一人ひとり性格も個性も違うからこそ、世の中おもしろいし、豊かになる」
ディスレクシア(識字障害)を公表した落語家が、
多くの人に発達障害について知ってもらうべく筆を執った一冊。


【目次】
第1章 ひょんなことから識字障害に気づく
●最初は受け入れられなかった識字障害の疑い
●疲れやすいのにも理由がある
●先生、発達障害について教えてください 岩波明(昭和大学附属烏山病院長)×柳家花緑 ほか

第2章 得意なことを、ちょっとずつ伸ばしていく
●“落ち着きのなさ”で目立っていた
●「読めない」「書けない」から、授業についていけない
●お母さん、僕を育てるのは大変でしたか? 小林喜美子(柳家花緑の母×柳家花緑) ほか

第3章 苦手なことは、自分なりに工夫する
●場が読めなくて問題発生
●専門機関で診断を受けるのが大事
●発達障害は、人によってここまで違う 柳家花緑×柳家花飛 ほか

第4章 今、僕が思うこと
●二次障害について理解してほしい
●洒落がわかるとラクになる
●家族の理解と支えあってこそ 柳家花緑×小林(花緑・妻)×西澤(花飛・妻) ほか

著者略歴

著:柳家 花緑
1971年生まれ。東京都豊島区出身。着物と座布団という古典落語の伝統を守りつつも、近年は劇作家などによる新作落語や都道府県落語を、洋服と椅子という現代スタイルで口演する「同時代落語」にも挑戦している。2017年に発売した著書『花緑の幸せ入門 「笑う門には福来たる」のか? ~スピリチュアル風味~』(竹書房)の中で、自身が発達障害の一つ“識字障害(ディスレクシア)”であることを公表。多方面からの反響があり、数々のテレビや雑誌等への出演の他、全国の発達障害をテーマとした講演会へも多数登壇している。

ISBN:9784344035911
出版社:幻冬舎
判型:B6変
ページ数:224ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2020年04月
発売日:2020年04月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATX