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宗教学名著選

比較宗教学の誕生

宗教・神話・仏教

著:フリードリヒ・マックス・ミュラー
監:松村 一男
監:下田 正弘

紙版

内容紹介

宗教研究にはじめて「比較」という方法を取り入れ近代宗教学の祖となったミュラー。宗教学を学ぶものがつねに参照すべき文献としてあまりにも有名な代表作『宗教学序説』をはじめ、神話研究の古典である『比較神話学』、当時の東洋研究の水準を示す仏教関係の論文など全8篇を収録。

著者略歴

著:フリードリヒ・マックス・ミュラー
1823年ドイツ、デッサウに生まれる。ライプツィヒ大学、ベルリン大学、パリ大学を経てイギリスに渡り、オックスフォード大学教授となる。1900年オックスフォードにて没。『リグ・ヴェーダ』テキストの校訂や宗教学、仏教学、比較神話学などの新分野の開拓者、そして『東方聖典叢書』の編纂者などの多彩な学術的活動により19世紀イギリスにおいて極めて著名であった。
監:松村 一男
1953年千葉県生まれ。1986年東京大学大学院人文科学研究科満期退学。和光大学教授。主な著書に『神話思考Ⅰ』、『神話思考Ⅱ』(言叢社)、『神話学講義』(角川書店)、『女神の神話学』(平凡社)など。
監:下田 正弘
1957年福岡県生まれ。1989年東京大学大学院人文科学研究科満期退学、1993年、博士(文学)(東京大学)。現在、東京大学教授。主な著書に『涅槃経の研究』(春秋社)、編著に『新アジア仏教史』1―4巻(佼成出版社)、『シリーズ大乗仏教』全10巻(春秋社)など。

ISBN:9784336056894
出版社:国書刊行会
判型:A5
ページ数:629,15ページ
定価:6800円(本体)
発行年月日:2014年10月
発売日:2014年10月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRA