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大阿闍梨 酒井雄哉の遺言

師弟珍問答

著:玄 秀盛

紙版

内容紹介

新宿歌舞伎町で拠点を構え、5万人以上の社会弱者を救済してきた「日本駆け込み寺」代表の玄秀盛氏が、千日回峰行を二度満行した大阿闍梨・酒井雄哉師(2013年9月23日に遷化)と交わした師弟問答を振り返る。師と交わした会話や問答について多くを語ってこなかった著者が、悩み苦しみ、自他の命を軽んじる事件の絶えない現代社会の実情を受け、「今こそ、オレに遺してくれた阿闍梨サンの言葉を伝えたい」と師匠との逸話を紹介する。

目次

・「お経で人が救えますか?」・「命ってなんですか?」・「欲って、持ったらあかんのですか?」・「千日回峰行をやったら何が分かりますか?」・「信仰心
って何ですか?」・「金儲けは悪いことですか?」・「生きる意味って何ですの?」・「『空』って何ですか?」・「『時間』がいちばん大事なものじゃないですか?」・「なぜ答えを教えないんですか?」・「なんで勉強せんとあかんのですか?」・「『観』と『見』はどう違うんですか?」・「オレ、生まれてきてよかったんかなあ?」など著書の思いを綴りつつ28の問答を紹介。

著者略歴

著:玄 秀盛
1956年大阪西成で在日韓国人として生まれる。父親の愛人宅を転々として育つ。闇金融などの裏の社会で生きてきたが、1990年に天台宗の大阿闍梨酒井雄哉師と出会い得度。2000年、白血病ウイルス保菌者と判明。人生を180度転換し、世のため人のために生きることを決意。「13年したらワシに報告しに来い」という酒井師との約束を果たすため活動に尊心。2002年、新宿駆け込み寺を設立し、以来、2万人以上の人々の悩みの救済を行ってきた。しかし、弟子の報告を受ける前に酒井師は逝去。

ISBN:9784333028054
出版社:佼成出版社
判型:4-6
ページ数:236ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2019年05月
発売日:2019年05月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB