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サービス・ラーニングのためのアクティビティ

編著:山下 美樹
他著:宇治谷 映子
他著:黒沼 敦子

紙版

内容紹介

サービス・ラーニング(S-L)活動に入る前に行なうと活動がスムーズに進むアクティビティ、活動中の軌道修正に役立つアクティビティ、活動後の振り返りを効果的にできるアクティビティをそろえ、実施手順や注意事項を丁寧に解説しました。S-Lについての概説、S-Lの本場米国の実践者によるコラム、活動の際に必要となるワークシートもついています。中高の道徳や総合的な学習の時間にも使ってもらえる内容です。

目次

第1部 理論編
 1.サービス・ラーニングって何?
 2.サービス・ラーニングの特徴
 3.サービス・ラーニングは深い学びにどのように役立つか
 4.サービス・ラーニングの効果を上げるには?

第2部 実践編
 1.サービス・ラーニングの構成要素を理解するアクティビティ
  ①蓮の花モデル
  ②スノーストーム
  ③コンセプトウェブ
 2.強い関係性をつくるためのアクティビティ
  ①あなたの印象は?
  ②毛糸を編む
  ③ミラーリング
  ④お花見をしよう!
  ⑤ことばのキャッチボール
 3.社会の課題を理解するためのアクティビティ
  ①ステレオタイプはどこからくるの?
  ②社会のニーズを拾い上げる
  ③わたしたちの3R
 4.違う視点から物事をとらえるアクティビティ
  ①視点の転換
  ②利き手じゃないほう
  ③観察vs解釈
  ④思い出をシェア
 5.活動の学びを確認し、評価をするアクティビティ
  ①バラ、トゲ、ツボミ
  ②イメージを選ぼう
  ③わたしの通ってきた道

第3部 資料編
 活動前確認事項
 振り返り日誌

参考文献

著者略歴

編著:山下 美樹
麗澤大学国際学部・麗澤大学大学院学校教育研究科教授。
ポートランド州立大学院成人教育学科博士課程修了(教育学博士)。専門:成人教育、異文化コミュニケーション。主な著書:『ヒューマンライブラリー・多様性を育む「人を貸し出す図書館」の実践と研究』(共著、明石書店)、『Interpersonal Boundaries in Teaching and Learning. (New Directions for Teaching and Learning, no. 131)』 (共著、Jossey-Bass)。
他著:宇治谷 映子
名古屋外国語大学外国語学部英米語学科教授。
マードック大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。専門:英語教育、異文化コミュニケーション。主な著書:『Intercultural Competence in Higher Education: International Approaches, Assessment and Application』 (共著、Routledge)。
他著:黒沼 敦子
元国際基督教大学サービス・ラーニングプログラム担当講師・コーディネーター。
東京大学大学院教育学研究科大学経営・政策コース修士課程修了(教育学修士)。現在、同博士課程在学中。専門:高等教育論。主な著書:『大学における海外体験学習への挑戦』(共著、ナカニシヤ出版)。

ISBN:9784327379063
出版社:研究社
判型:A5
ページ数:196ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA