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アリストテレス『ニコマコス倫理学』を読む

幸福とは何か

著:菅 豊彦

紙版

内容紹介

西欧倫理思想に最も大きな影響を与えてきた古典でありながら、プラトンの『ソクラテスの弁明』などにくらべてわかりにくい印象のあった『ニコマコス倫理学』。本書はその全10巻を、テキストの文章をできるだけ具体的に引きながら丁寧に解説し、アリストテレスが徳の習得と幸福の関係をどのように捉えていたかを明らかにする。

著者略歴

著:菅 豊彦
菅 豊彦(かん とよひこ) 1941年 愛媛県に生まれる. 1968年 九州大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程中退. 現在 九州大学名誉教授. 著書『実践的知識の構造』(勁草書房) 『心を世界に繋ぎとめる』(勁草書房) 『道徳的実在論の擁護』(勁草書房)ほか 訳書 アンスコム『インテンション』(産業図書)ほか

ISBN:9784326154371
出版社:勁草書房
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2016年02月
発売日:2016年02月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDHA