出版書誌データベース

はしがき

第1章　サピア言語思想への影響と関係
　1　カール・ヴィルヘルム・フォン・フンボルトの言語観と音変化論
　2　青年文法学派と音変化の規則性
　3　ウィリアム・ドワイト・ホイットニーの言語変化論
　4　オットー・イェスペルセンと大母音推移
　5　ヘンリー・スィートの言語変化論
　6　ヘンリー・セシル・ワイルドの音韻変化論
　7　言語学者としてのフランツ・ボアズ
　8　レナード・ブルームフィールドとインディアン語研究
　9　エドガー・ハワード・スターティバントと未開言語研究

第2章　サピアと心理学・美学・文化人類学
　1　ゲシタルト心理学と言語学
　2　ベネデット・クローチェの美学論
　3　文化人類学者としてのフランツ・ボアズ
　4　アルフレッド・ルイス・クローバーと文化人類学

第3章　パーソナリティ論
　1　文化とパーソナリティ
　2　パーソナリティと言語

第4章　サピアの言語論
　1　言語記号とは何か
　2　音韻と話者の心理
　3　音象徴
　4　言語の変化
　5　音形の磨耗と語形変化
　6　言語のドリフト
　7　構造型（パターン）の概念
　8　言語接触と借用
　9　自然言語の構造上の問題点
　10　ナ・デネ語族とインドシナ語との系統関係
　11　インディアン諸語からみた言語の普遍性と多様性
　12　言語相対説とは何か
　13　言語と心理
　14　言語の機能
　15　言語と文化
　16　言語と美学
　17　言語学と歴史学
　18　言語と文学
　19　方言

第5章　サピアの人間像

注
参考文献
あとがき