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コウモリであるとはどのようなことか

著:トマス・ネーゲル
訳:永井 均

紙版

内容紹介

死,性,戦争,意識etc.人間の生に関わる問いを哲学のみならず広く政治・社会などから取り,明晰な表現と誠実な態度で議論する。

死、性、戦争、意識etc.――人間の生に関わる問いを哲学のみならず広く政治・社会などから取り、明晰な表現と誠実な態度で議論する。アメリカ現代哲学のホープ登場。

目次

序文
凡例

1  死

2  人生の無意味さ

3  道徳における運の問題

4  性的倒錯

5  戦争と大量虐殺

6  公的行為における無慈悲さ

7  優先政策

8  平等

9  価値の分裂

10  生物学の埒外にある倫理学

11  大脳分離と意識の統一

12  コウモリであるとはどのようなことか

13  汎心論

14  主観的と客観的 

訳者あとがき
人名索引

著者略歴

著:トマス・ネーゲル
トマス・ネーゲル(Thomas Nagel)

1937年生まれ、アメリカ人。コーネル、オックスフォード、ハーバードの各大学で学んだ後、1963~66年カリフォルニア大学、1966~80年プリンストン大学、1980~2016年ニューヨーク大学にて教鞭をとった。ニューヨーク大学名誉教授。


訳:永井 均
永井 均(ながい ひとし)

1951年生まれ、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得。信州大学人文学部教授、千葉大学文学部教授、日本大学文理学部教授を歴任。著書に『〈私〉のメタフィジックス』(勁草書房)ほか多数。

ISBN:9784326152223
出版社:勁草書房
判型:4-6
ページ数:356ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:1989年06月
発売日:1989年06月21日