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KINZAIバリュー叢書

自動車DXと車載コンテンツ市場

著:程塚 正史

紙版

内容紹介

コンテンツ産業とともに創る自動車の新たな価値!
◆自動車産業はいま、100年に一度の大変革期。しかし10年後のクルマの姿形はまだ誰も明示できていない。
◆本書は、クルマの価値を一変させる車載コンテンツ市場の形成に注目する。これは、すでに起きつつある電動化、自動運転の実装といった変化に続く動きとなる。
◆今後、車室内でのデジタルコンテンツが高度化し、クルマは、身体をMOVEするだけでなく、気持ちをMOVEする製品になる。そうなるといえる背景は?その影響は?
◆自動車業界に加え、情報通信、各種コンテンツ制作企業、観光・小売業界、自治体や地域金融機関など地域側プレイヤー、そして政府関係者の必読書。

【主要目次】
第1章 自動車DXの兆し
1 CASEはConnectedへ
2 デジタル化によるトランスフォーム(DX)の可能性
3 どきどき・わくわくの復活
第2章 要素技術の進化にみる車室内空間の方向性
1 自動車DXを促す技術領域
2 車内外のセンシングの多様化
3 ECU統合によるエッジコンピューティングの高度化
4 五感を刺激するUIの魅力向上
第3章 さまざまに発信されるコンセプト
1 コンセプトカーに示される方向性
2 量産車種での実装機能
・① 一般向けブランド
・② プレミアムブランド
・③ 新興EVブランド(Tesla)
・④ 新興EVブランド(中国勢)
第4章 空間コンピュータとしてのクルマ
1 自動車からクルマへの進化
2 空間コンピュータならではのコンテンツ
3 日本総研実証と示唆
第5章 近未来のクルマのユースケース
1 移動自体の目的からの方向性
2 DUAL MOVEコンセプトと具体的なユースケース
・① 目的地での活動の成果拡大
・② 一緒に行動する人との関係構築
・③ ひらめきの獲得や自省
・④ 偶然の出会い
第6章 車載コンテンツが呼び込む新たなステイクホルダー
1 車載コンテンツによるメリット
・① 利用者にとってのメリット
・② 関連事業者にとってのメリット
・③ 社会全体にとってのメリット
2 グローバルでの新たな産業構造
・① サードパーティによるロングテール化
・② 基盤システムによるプラットフォーム化
・③ 自動車関連産業のスマイルカーブ化
3 ローカルでの場所としてのかかわり方
第7章 自動車産業の構造変化とこれからの機会・脅威
1 ハードウェアとしてのクルマの変化
2 自動車の中核的価値の変化
3 ビジネスモデルの変化
4 実現に向けてのミッシングリンク
・① 技術面
・② 制度面
・③ エコシステム面
5 新たな構造の構築に向けて

目次

第1章 自動車DXの兆し
1 CASEはConnectedへ
2 デジタル化によるトランスフォーム(DX)の可能性
3 どきどき・わくわくの復活
第2章 要素技術の進化にみる車室内空間の方向性
1 自動車DXを促す技術領域
2 車内外のセンシングの多様化
3 ECU統合によるエッジコンピューティングの高度化
4 五感を刺激するUIの魅力向上
第3章 さまざまに発信されるコンセプト
1 コンセプトカーに示される方向性
2 量産車種での実装機能
・① 一般向けブランド
・② プレミアムブランド
・③ 新興EVブランド(Tesla)
・④ 新興EVブランド(中国勢)
第4章 空間コンピュータとしてのクルマ
1 自動車からクルマへの進化
2 空間コンピュータならではのコンテンツ
3 日本総研実証と示唆
第5章 近未来のクルマのユースケース
1 移動自体の目的からの方向性
2 DUAL MOVEコンセプトと具体的なユースケース
・① 目的地での活動の成果拡大
・② 一緒に行動する人との関係構築
・③ ひらめきの獲得や自省
・④ 偶然の出会い
第6章 車載コンテンツが呼び込む新たなステイクホルダー
1 車載コンテンツによるメリット
・① 利用者にとってのメリット
・② 関連事業者にとってのメリット
・③ 社会全体にとってのメリット
2 グローバルでの新たな産業構造
・① サードパーティによるロングテール化
・② 基盤システムによるプラットフォーム化
・③ 自動車関連産業のスマイルカーブ化
3 ローカルでの場所としてのかかわり方
第7章 自動車産業の構造変化とこれからの機会・脅威
1 ハードウェアとしてのクルマの変化
2 自動車の中核的価値の変化
3 ビジネスモデルの変化
4 実現に向けてのミッシングリンク
・① 技術面
・② 制度面
・③ エコシステム面
5 新たな構造の構築に向けて

著者略歴

著:程塚 正史
程塚 正史(ほどつか まさし)
株式会社日本総合研究所 創発戦略センター シニアマネジャー
1982年生まれ。2005年に大学卒業後、中国・上海にてスタートアップ企業立上げなどを行う。帰国後は衆議院議員事務所、大学院修士課程、戦略コンサルティング会社を経て、2014年に株式会社日本総合研究所入社。自動車やモビリティサービス関連の研究会活動、実証活動、新事業創出を繰り返し行っており、2021年には自動車関連企業等とともに、車載コンテンツ市場の可能性を検証する「DUAL MOVEコンソーシアム」を提唱し設立。東京大学法学部卒、東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程修了。

ISBN:9784322143430
出版社:一般社団法人金融財政事情研究会
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN