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対訳 銀行員のための『論語と算盤』とSDGs

著:渋澤 健

紙版

内容紹介

SDGsの元祖、『論語と算盤』! 20世紀的成功モデルが限界を見、株主第一主義からステークホルダー資本主義へと、国際機関も乗り出して舵を切る現代。それに先立つ150年前、渋沢栄一は既に企業の持続可能性を唱えていた――栄一による「真の振興繁栄のカギ」満載の書から、玄孫である著者が、企業や地域の振興、日本経済再興のヒントを択び、地域金融機関トップをはじめ各界キーパーソンへのインタビューから得た智と織りなして、俯瞰的かつユーモアを込めて解説する。地域金融機関職員必読。令和の時代のビジネスパーソンの羅針盤

目次

〔序 章〕渋沢栄一の“論語と算盤”の現代的意義はSDGs
〔第1章〕普遍性
―時代を超えても大事なこと―
〔第2章〕包摂性
―誰一人取り残さない社会へ―
〔第3章〕参画性
―全員参加型で取り組む―
〔第4章〕統合性
―地域のウェルビーイングの総合プロデュース―
〔第5章〕透明性
―インパクトのメジャーメント―
〔あとがき〕 ―すべて常識です―

著者略歴

著:渋澤 健
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役、コモンズ投信株式会社取締役会長
複数の外資系金融機関でマーケット業務に携わり、2001年にシブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業し代表取締役に就任。2007年にコモンズ株式会社(現コモンズ投信株式会社)を創業、2008年に会長に就任。経済同友会幹事(アフリカ開発支援戦略PT副委員長ほか)、UNDP(国連開発計画)SDG Impact運営委員会委員、東京大学総長室アドバイザー、成蹊大学客員教授等。
著書として、『渋沢栄一100の訓言』(日経ビジネス人文庫、2010)、『SDGs投資』(朝日新書、2020)、『渋沢栄一の折れない心をつくる33の教え』(東洋経済新報社、2020)、『超約版 論語と算盤』(ウェッジ、2021)ほか。

ISBN:9784322139877
出版社:一般社団法人金融財政事情研究会
判型:A5
ページ数:216ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2021年09月
発売日:2021年09月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFF