Northcottホモロジー代数入門
著:D.G.Northcott
訳:新妻 弘
紙版
内容紹介
ホモロジーは幾何学の分野で発展したのち、位相幾何学や代数幾何学の分野で非常に有効な概念であることがわかり、ホモロジー代数の有効性が確立した経緯がある。現在の数学では、必須の概念である。本書は、そのホモロジーの概念をその発展の経緯を踏まえつつ解説する。代数学を学び始めた学部学生がつまずきやすいところを懇切丁寧に記述しており、学部の入門書として好適である。
目次
序文
第1章 加群に関する一般論
第2章 テンソル積と準同型写像のつくる群
第3章 圏と関手
第4章 ホモロジー関手
第5章 射影加群と入射加群
第6章 導来関手
第7章 Tor関手とExt関手
第8章 役に立つ同型写像
第9章 有限大域次元の可換ネーター環
第10章 群とモノイドのホモロジーとコホモロジー
覚え書き
参考文献
訳者あとがき
索引
ISBN:9784320019164
。出版社:共立出版
。判型:A5
。ページ数:392ページ
。定価:4600円(本体)
。発行年月日:2010年02月
。発売日:2010年02月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PBF。