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高学年担任の子どもの心をつかむとっておきの語り

著:くろぺん

紙版

内容紹介

4月の学級開き~学級じまい・卒業式までの各学期の展開・活性化に活用できる話、学級活動や行事に取り組む過程での叱咤激励にぴったりの話、また、クラスのピンチや子ども同士のトラブル発生時、道徳科授業で使える説話など、高学年のクラスにおけるさまざまなシーンで子どもの心をつかむ「話」と「語りの技」を盛りだくさんに紹介!

「クラスをまとめていくために、毎日子どもたちの前で何を話したらいいかわからない」「どうしたらもっといい話ができるだろう」など、話すことに自信がない先生にはもちろんのこと、「子どもたちの心をつかむ話をしたいけれど、何を話したらいいの?」とネタ探しに困っている忙しい先生などに1年中お役立ていただける高学年担任必携の本!

目次

はじめに

本書の使い方
高学年担任による「語り」の位置付け

CHAPTER1 1学期は何を話したらいいの? 学級開き~1学期の語り
1学期の学級経営のポイント
〈語り1〉 6年〇組の担任になりました
〈語り2〉 先生がペンギンを好きな理由
〈語り3〉 チャンピオンよりもチャレンジャー
〈語り4〉 ワクワクする「分からない」世界へ
〈語り5〉 心の円グラフ
〈語り6〉 自由の芽と責任の芽
語りを糸口にした学級エピソード①
【語りの技術】 「探す力」

CHAPTER2 2学期は何を話したらいいの? 夏休み明け~2学期の語り
2学期の学級経営のポイント
〈語り7〉 主語を間違えてはいけないよ
〈語り8〉 現実を理想に近づける
〈語り9〉 一致団結の串団子
〈語り10〉 静と動
〈語り11〉 最大のアトラクションは
〈語り12〉 みんなサンタさんになれる
語りを糸口にした学級エピソード②
【語りの技術】 「創る力」

CHAPTER3 3学期は何を話したらいい? 3学期~学級終い・卒業式の語り
3学期の学級経営のポイント
〈語り13〉 憧れを超え、憧れられる人に
〈語り14〉 目的を見失わないで
〈語り15〉 不安や悩みはなくさなくていい
〈語り16〉 助けられているのは
〈語り17〉 先生にしてくれてありがとう
〈語り18〉 この先も今を楽しみなさい
語りを糸口にした学級エピソード③
【語りの技術】 「見せる力」

CHAPTER4 高学年担任として何を話したらいいの? 悩む場面での語り
悩む場面での解決のポイント
〈語り19〉 努力のペースは人それぞれ
〈語り20〉 しずかちゃんは気にしていない
〈語り21〉 悪い芽はみんなで見合って摘み取る
〈語り22〉 大事なのは自分で考え続けること
〈語り23〉 信頼できる人は、自分で見つけて生きる
〈語り24〉 変わって当たり前だけれど、変わらないこと
語りを糸口にした学級エピソード④
【語りの技術】 「話す力」

CHAPTER5 高学年ならではの成長・ねらいにつながる! 道徳科授業の説話としての語り
高学年の道徳科授業の内容項目
〈語り25〉 言葉の実
〈語り26〉 夢の細分化と実行力
〈語り27〉 ピントを合わせる想像力
〈語り28〉 一人で生きている人は
〈語り29〉 権利を守る義務
〈語り30〉 みんな弱いから
語りを糸口にした学級エピソード⑤
【語りの技術】 「つなぐ力」

おわりに

著者略歴

著:くろぺん
1990年愛知県生まれ。公立小学校教諭。教職9年目。勤務校では今年度、高学年の担任を務めている。子どもに語る説話づくりの実践を続け、創った説話原稿【#とっておきの話】をX(旧Twitter)上に550話以上公開中。アカウント名「くろぺん先生」(@totteokistory)として、学級経営の考え方や実践などを発信している。著書に『こどもの心に響く とっておきの話100』『子どもと創るアレンジじゃんけん! とっておきの学級あそび』(ともに東洋館出版社)がある。明治図書出版での共著経験、教育雑誌への寄稿経験あり。学陽書房からの単著は今回が初めて。ご縁に深く感謝。

ISBN:9784313655096
出版社:学陽書房
判型:A5
ページ数:132ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2024年04月
発売日:2024年04月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JND