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未来を拓く教師のための教育課程論

学習指導要領からカリキュラム・マネジメントまで

著:山﨑 保寿

紙版

内容紹介

教師を目指す学生や研究者、また、教育関係の現場職員等のために、教育理論を教育課程論と教育内容・方法論の立場から整理し、多角的な視点で読み解きながら、教育課程の基礎的な知識と実践理論を分かりやすく解説した本書。
学習指導要領の変遷をはじめ最新の教育動向とその課題等も学べる充実の一冊。
教職資格取得には外せない必修科目用の基本テキストとして最適です!

目次

第1章 教育の基本的方法と技術
 第1節 近代における教育方法の歴史と発展
 第2節 学習指導の方法
 第3節 学習集団の編成と指導方法

第2章 教育課程の定義と学習指導要領の変遷
 第1節 教育課程の意義と定義
 第2節 教育課程の法的根拠
 第3節 学習指導要領の変遷

第3章 「総合的な学習の時間」創設の経緯と実践事例
 第1節 「総合的な学習の時間」の創設とその経緯
 第2節 総合的な学習の歴史
 第3節 「総合的な学習の時間」の実践例

第4章 カリキュラム・マネジメントの理論と実践
 第1節 カリキュラム・マネジメントの意義と定義
 第2節 カリキュラム・マネジメントに関する研究動向

第5章 カリキュラム・マネジメントの各プロセス
 第1節 学校経営のサイクルとカリキュラム・マネジメント
 第2節 カリキュラム・マネジメントの各プロセス
 第3節 カリキュラムの評価における留意点と主要観点の具体例
 第4節 カリキュラム・マネジメントの活性化とその方策
 第5節 カリキュラム・マネジメントの重点目標としての学力向上に関わる施策の経緯

第6章 アクティブ・ラーニングの普及と実践の要点
 第1節 アクティブ・ラーニングの定義と導入の教育行政的経緯
 第2節 アクティブ・ラーニングとカリキュラム・マネジメントの連動
 第3節 アクティブ・ラーニングとカリキュラム・マネジメントの連動に関する実践事例

第7章 「社会に開かれた教育課程」を実現する教育環境
 第1節 「社会に開かれた教育課程」の理念とその背景
 第2節 「社会に開かれた教育課程」とカリキュラム・マネジメント
 第3節 「開かれた学校づくり」の概念との違い
 第4節 カリキュラム・マネジメントの重要性

資料
・用語解説/・教育基本法/・学校教育法(抄)/・学校教育法施行規則(抄)

著者略歴

著:山﨑 保寿
静岡大学理学部卒、高校教員を経て、筑波大学大学院教育研究科修了。静岡県総合教育センター指導主事。信州大学教育学部教授、静岡大学教育学部教授・附属浜松小学校校長(兼務)、松本大学教授(教職センター長)。博士(学術)。専門分野は、学校経営、教育課程、キャリア教育、教員研修など。

ISBN:9784313611436
出版社:学陽書房
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN