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地方税の12か月

仕事の流れをつかむ実務のポイント

著:土屋 信三

紙版

内容紹介

地方税の1年の流れを把握し、未知の仕事への不安を解消して業務内容が理解できる!
税務担当に配属・異動になった人が、地方税の1年の流れを把握できる。未知の仕事への不安を解消し、地方税の仕事の全体像を俯瞰して見て、内容を理解するためのわかりやすい入門書。
*年間スケジュールや月別のスケジュールを明示
*月別にポイントとなる事務を解説し、制度概要も補足
*道府県税、市町村税ともに解説

目次

序章 地方税と自治体税務の概要
Ⅰ 地方税法の意義と体系
1 地方自治体の財政自主権
2 地方税法の意義
2 地方税における「告示」について
4 税率の設定
5 課税免除と不均一課税
Ⅱ 地方税に係る税務組織について
1 地方税務組織
2 徴税吏員について
3 地方税務職員の守秘義務
Ⅲ 地方税の種類
1 市町村税よ道府県税
2 徴収の方法による差異
3 いわゆる「年税」と「月税」
4 法定税と法定外税
5 主な地方税
(1) 個人住民税(個人の道府県民税・市町村民税)及び個人事業税(道府県民税)
(2) 法人二税(法人市町村民税・法人道府県民税、法人事業税)及び特別法人事業税(国税)
(3) 地方たばこ税
(4) 固定資産税・都市計画税(市町村税)・不動産取得税(道府県税)
(5) 自動車税(道府県税)・軽自動車税(市町村税)<環境性能割>
(6)自動車税(道府県税)・軽自動車税(市町村税)<環境性能割・種別割>
(7)軽油引取税(道府県税)
(8)事業所税(市町村税・特定の市のみ課税)
(9)入湯税(市町村税)
(10)ゴルフ場利用税(道府県税)
(11)鉱産税(市町村税)
(12)鉱区税(道府県税)
(13)狩猟税(道府県税)
(14)国民健康保険税(市町村税)
(15)森林環境税(国税)・森林環境譲与税
(16)地方法人税(国税)
(17)地方消費税(道府県税)

第1章 第1四半期の税務事務(4月~6月)
4月の業務
4月 スケジュール
5月の業務
5月スケジュール
6月の業務
6月スケジュール

第2章 第2四半期の税務事務(7月~9月)
7月の業務
7月スケジュール
8月の業務
8月スケジュール
9月の業務
9月スケジュール

第3章 第3四半期の業務(10月~12月)
10月の業務
10月スケジュール
11月の業務
11月スケジュール
12月の業務
12月スケジュール

第4章 第4四半期の税務事務(1月~3月)
1月の業務
1月スケジュール
2月の業務
2月スケジュール
3月の業務
3月スケジュール

著者略歴

著:土屋 信三
1962年 大阪府生まれ。
1987年 大学院修士課程(主に国際法専攻)修了後、東京都に入都。
 主税局に配属され、江戸川都税事務所整理第一課に勤務。その後、主税局資産税部固定資産評価課、総務局行政部地方課、主税局税制企画部税制課で勤務。
1998年 全国地方税務協議会(現・地方税共同機構)事業課長。
その後、主税局税制部で東京都税制調査会事務局事務に従事。
2002年 中野区区民部滞納対策担当課長に就任。その後区民部国民健康保険課長。
2003年 東京都主税局に戻り、北都税事務所事業税課長を拝命。
その後、墨田都税事務所徴収課長・新宿都税事務所法人事業税課長・課税部外形担当課長・徴
収部納税推進課長を歴任。
2013年 中野都税事務所総務課長として再び中野区で勤務。その後、立川都税事務所副所長に転任。
2017年 世田谷都税事務所長に就任し、その後、目黒都税事務所長・大田都税事務所長を歴任。
この間、地方公共団体税務職員総務大臣表彰を受賞(令和2年度)。

ISBN:9784313161832
出版社:学陽書房
判型:A5
ページ数:184ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2023年04月
発売日:2023年04月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JPR