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河出文庫

ヒーラ細胞の数奇な運命

医学の革命と忘れ去られた黒人女性

著:レベッカ・スクルート
訳:中里 京子

紙版

内容紹介

若くして癌で亡くなった黒人女性ヘンリエッタ・ラックス(1920~1951)。彼女の同意なしに採取された細胞は、世界初の“不死化したヒト細胞”となった。彼女の死後も生きつづける細胞は“HeLa”(ヒーラ)と名付けられ、医学に多大な貢献をした。一方で、彼女自身の名前は隠され、遺族も事実を長年知らされることはなかった――。医学・倫理・人種・信仰などをめぐる衝撃のベストセラー・ノンフィクション。
原題:The Immortal Life of Henrietta Lacks(2010年刊)

著者略歴

著:レベッカ・スクルート
アメリカのサイエンス・ライター。調査と執筆に10年以上を費やした著書『ヒーラ細胞の数奇な運命』は『ニューヨーク・タイムズ』紙ベストセラーリストになるなど高い評価を受けた。
訳:中里 京子
翻訳家。黄之鋒他『言論の不自由:香港、そしてグローバル民主主義にいま何が起こっているのか』、ジェイコブセン『ハチはなぜ大量死したのか』、トンプソン『依存症ビジネス』など多数。

ISBN:9784309467306
出版社:河出書房新社
判型:文庫
ページ数:624ページ
定価:1420円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD