内容紹介
その絶望と怒りの底には、声なき弱者への限りない慈しみが光る。そして哀しみとユーモアも生来負債として負わされている死を、なしくずしに支払っていくしかないと謳う、狂憤の書にして愛に満ちた救いの書。
著者略歴
訳:高坂 和彦
東京都立大学大学院フランス文学科博士課程中退。フランス文学者。訳書に『なしくずしの死』をはじめとするセリーヌの諸作品のほか、ロラン・バルト『エッセ・クリティック』(共訳)、ジョルジュ・ベルナノ『月下の大墓地』など多数。
ISBN:9784309462202
。出版社:河出書房新社
。判型:文庫
。ページ数:512ページ
。定価:1400円(本体)
。発行年月日:2002年03月
。発売日:2002年03月07日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。