内容紹介
兄・魯迅に比肩する知日派文人作家による自伝文学の最高峰。日中の文学・政治に対する深い洞察に満ちた第一級史料、初の邦訳。
著者略歴
著：周 作人
1885年中国浙江省生まれ。1906年兄の魯迅とともに渡日。辛亥革命後帰国し北京大学教授として、日本文学・ギリシャ文学の翻訳など多彩な文学活動を続ける。一時下獄。著書に『魯迅の故家』など。67年没。
訳：劉 岸偉
1957年中国生まれ。東京工業大学教授。91年『東洋人の悲哀』でサントリー学芸賞受賞。2005年『小泉八雲と近代中国』で島田謹二学芸賞、12年『周作人伝 ある知日派文人の精神』で和辻哲郎文化賞受賞。
訳：井田 進也
1938年生まれ。比較思想史研究者・大妻女子大学名誉教授。『中江兆民全集』の編集などに携わる。著書に『中江兆民のフランス』、訳書に『世界の名著 モンテスキュー』など。2016年没。
ISBN：9784309208541
。出版社：河出書房新社
。判型：A5
。ページ数：568ページ
。定価：12000円（本体）
。発行年月日：2022年07月
。発売日：2022年07月20日
。国際分類コード【Thema（シーマ）】 １：DNL
。国際分類コード【Thema（シーマ）】 ２：DS。
