内容紹介
政府の売血政策で多くの死者が生まれた「エイズ村」をめぐる、死と絶望と哄笑の物語。世界規模の感染症が生む悲喜劇を描く傑作長篇。
著者略歴
著:閻 連科
1958年中国河南省生まれ。80年代から小説を発表。2003年『愉楽』で老舎文学賞受賞。その後、本書など多数の作品が発禁扱いとなる。14年フランツ・カフカ賞受賞。ノーベル賞の有力候補と目されている。
訳:谷川 毅
1959年生まれ。名古屋経済大学教授。訳書に、閻連科『愉楽』『黒い豚の毛、白い豚の毛』(ともに河出書房新社)、『年月日』(白水社)、『人民に奉仕する』(文藝春秋)など。
ISBN:9784309208015
。出版社:河出書房新社
。判型:4-6変
。ページ数:312ページ
。定価:3200円(本体)
。発行年月日:2020年06月
。発売日:2020年06月29日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。