出版社を探す

小児輸液のトリセツ

監:笠井 正志
著:加藤 宏樹

紙版

内容紹介

脱水でグッタリしている子どもが救急外来に来たとき、是正輸液療法を行えばたちどころに具合が良くなる̶̶輸液療法は魔法のようなツールである。
ところが多くの小児科医療の現場では、誤った輸液療法が漫然と行われている。
それは「輸液療法をきちんと勉強していない」ためである。実は小児の輸液療法において求められることは次の4つしかない。
「1.脱水の評価 2.輸液製剤の選択 3.輸液の投与量 4.輸液の投与速度」である。
この4つのポイントさえ理解すれば、すべて脱水の子どもたちを適切に治療できる。
本書は小児輸液のエキスパートの考え方をフローチャートに凝縮し、輸液療法を開始してから終了するまで、一連の流れをひとつひとつ解説していく。
本書の示すとおりに沿っていけば、誰でも簡単に正しい輸液療法を行うことができるようになる。臨床で知りたいことかすぐわかる!
小児トリセツシリーズ第3弾。「トリセツ」で小児科医療はもっと面白くなる。

著者略歴

監:笠井 正志
笠井 正志(兵庫県立こども病院感染症内科部長)
著:加藤 宏樹
加藤 宏樹(国立成育医療研究センター手術・集中治療部集中治療科)

ISBN:9784307170765
出版社:金原出版
判型:B6変
ページ数:200ページ
定価:3400円(本体)
発行年月日:2022年04月
発売日:2022年04月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ