鋼モルタル板を用いた座屈拘束ブレース
著:岩田 衛
紙版
内容紹介
座屈拘束ブレース(BRBSM)とは、建物を補強する鋼材ブレースが地震や風などの力で曲がらないように、鋼材の周りを補剛するもので、構造物の損傷制御に役立つ技術である。本書では、著者らの長年にわたる研究成果、膨大な実験データをもとに耐震ブレースの実挙動と各種構法を解説。今後の研究と実務の参考になる充実した内容。
目次
第1章 座屈拘束ブレース
第2章 座屈拘束ブレースの性能比較
第3章 BRBSMの発案と実験
第4章 BRBSMと他方式の比較
[BRBSM]
第5章 断面ディテールによる影響
第6章 芯材による影響
第7章 有限要素法解析
第8章 高性能化
第9章 疲労性能
第10章 降伏耐力と軸剛性の調整
第11章 芯材の脆性破壊
第12章 脆性破壊性能
第13章 品質管理
第14章 最終性能
[BRBSMを用いた鋼構造]
第15章 性能評価
第16章 実験分析
第17章 方杖配置構法
[BRBSMを用いた鋼木質複合構造]
第18章 CSTS構法
[BRBSMを用いたRC構造]
第19章 スタッド付きガセットプレート構法
第20章 アンカーレス構法