説話の界域
編:小島 孝之
紙版
内容紹介
説話は他の領域とどのような形でかかわろうとするのか。その間にはどのような力学が存在しているのか。以上を問うなかから、説話の潜在力を探る。説話と他領域の相関に絞って考察する事で説話の可能性を拓く。
目次
第1部 論文篇 総論 小島孝之 第1章 説話と文学史(多田一臣・藤原克己・長島弘明) 第2章 説話と思想(堀川貴司・樋口大祐・蔦島和宏・ 平野多恵・木下華子) 第3章 説話と歴史叙述(北村昌幸・渡辺達郎・ 斎藤歩・清水由美子) 第4章 説話と芸能(石井倫子・池田潤子・ 中野貴文・沖本幸子) 第5章 説話と和歌(渡部泰明・吉野朋美・五月女肇志・ 君嶋亜紀・松本真奈美)第2部 注釈篇 今鏡「敷島の打聞」注釈索引