古典ライブラリー 8
宮廷に生きる
天皇と女房と
著:岩佐 美代子
紙版
内容紹介
中古・中世、宮廷を中心に華やかに栄えた文壇の重要な担い手としての「女房」。女房に共通の気質-女房かたぎとはどのようなものであったか。女房的な「お宮仕え」を幼時から体験した著者による中古・中世女流文学の魅力溢れる講演集。
目次
女房の眼−私のお宮仕え−『花園院宸記』−天皇の日常と思索−光厳天皇−その人と歌−女房の日記−表現の「真実」を求めて−『とはずがたり』の衣裳−その言わずして語るもの−『蜻蛉日記』の衣裳−「我が染めたるとも言はじ」−