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上代文字言語の研究

著:犬飼 隆

紙版

内容紹介

八世紀以前漢字は未だ外国語の文字であった。漢字はどのように「飼い慣らされ」日本語へ浸透していったか。漢字の仮借から脱却して日本語の音節文字になりつつあった万葉仮名から平仮名への道筋を追究する名著。

重版しました→上代文字言語の研究(2005)
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-305-70306-4.html

目次

序 論 文字表語機能観第1部 漢字を日本語の音節につくりかえる第2部 万葉仮名で日本語の語形を書きあらわす第3部 漢字を日本語の表語文字につくりかえる第4部 万葉仮名で日本語の文を書きあらわす終 論 「文字言語研究」の課題増補版・補論訓仮名の使用環境—大宝・養老戸籍の人名にみる—

ISBN:9784305400512
出版社:笠間書院
判型:A5
ページ数:420ページ
定価:11000円(本体)
発行年月日:1992年