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ご誕生から皇太子殿下(現・上皇陛下)との出会いとご成婚を経て、皇太子妃としてご公務と子育てに励まれた昭和。皇后として国民に尽くされた平成。そして、お代替わり後の令和の今のお暮らしまで――。今年、卒寿を迎えた美智子さまが、民間出身初の皇太子妃として、母として、皇后・上皇后として、上皇陛下を支えながら「新たな皇室」の姿を模索し続けられた90年の歩みを、秘蔵写真や関係者の証言とともに振り返ります。

監：小田部 雄次
昭和27年(1952)東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。国立国会図書館海外事情調査課非常勤職員、静岡福祉大学社会福祉学部教授などを経て、現在、静岡福祉大学名誉教授。専門は日本近現代史。著書に『天皇と宮家 消えた十一宮家と孤立する天皇家』(KADOKAWA／中経出版)、『天皇家の帝王学』(星海社)、監修書に『四季とともに歩む 美智子さま366の言葉』(KADOKAWA)、『美智子さま 素敵なご愛用品 88の物語』『愛子さまの旅立ち 写真で辿る内親王のご足跡』(ともに宝島社)など多数。