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基礎C言語[入門編]――コンピュータの基本から理解するプログラミング

著:牛田 啓太

紙版

内容紹介

本書の特徴は、コンピュータの基本的な構造を知ることにあります。それから手続き型や流れ図など、(残念なことに)省いてしまうことがある必須知識をおさえてから、実際にCプログラミングの学習を始めます。とりこぼしなく理解のレベルを確実に上げていくことで、将来にわたり成長していくプログラミング能力を養います。各章ごとに「まとめ」と「確認問題」を用意しましたので、学習計画を容易です。理解の進捗に合わせ、C言語をしっかりと学んでいくことができるでしょう。

目次

■第1章 コンピュータと情報処理
1.1 コンピュータは「すごい」のか
1.2 コンピュータを「使う」
1.3 コンピュータを調教する方法
1.4 コンピュータのことば
1.5 手続き型言語あれこれ
1.6 コンピュータのなかみ
1.7 コンピュータはこう動く
1.8 プログラムを書く・実行する
1.9 プログラムが動くまでの道のり

■第2章 手続きの記述と流れ図
2.1 処理の手順を図で表す
2.2 判断と分岐(1)
2.3 判断と分岐(2)
2.4 繰り返し(1)
2.5 繰り返し(2)
2.6 繰り返し(3)
2.7 プログラムの流れ図(1)
2.8 プログラムの流れ図(2)
2.9 プログラムの流れ図(3)
2.10 簡単なアルゴリズム:4数の最大値
2.11 簡単なアルゴリズム:偶数の和
2.12 簡単なアルゴリズム:階級分け
2.13 トップダウンとボトムアップ

■第3章 C言語プログラム入門
3.1 はじめてのC言語プログラム
3.2 文字を出力させるプログラム
3.3 変数を使ってみる
3.4 式と演算(1)
3.5 式と演算(2)
3.6 入力:おうむ返しのプログラム
3.7 C言語プログラムの書き方の掟おきて

■第4章 流れの制御
4.1 条件分岐:if文(1)
4.2 条件分岐:if文(2)
4.3 条件分岐:if文(3)
4.4 前判定型繰り返し:whileループ
4.5 後判定型繰り返し:do
4.6 whileループとdo
4.7 代入演算子と増分・減分演算子
4.8 forループ(1)
4.9 forループ(2)
4.10 繰り返しを用いたプログラム(1)
4.11 繰り返しを用いたプログラム(2)

■第5章  整数型と浮動小数点型
5.1 整数型と浮動小数点型(1)
5.2 整数型と浮動小数点型(2)

■第6章 配列変数
6.1 配列変数(1)
6.2 配列変数(2)
6.3 配列を用いたプログラム:平均と偏差
6.4 配列を用いたプログラム:ヒストグラム
6.5 配列を用いたプログラム:参照テーブル
6.6 真偽と論理演算子
6.7 #defineと記号定数
6.8 2次元配列

■第7章 C言語によるアルゴリズム
7.1 線形探索アルゴリズム
7.2 二分探索アルゴリズム
7.3 整列アルゴリズム:選択ソート
7.4 整列アルゴリズム:挿入ソート
7.5 整列アルゴリズム:バブルソート

■第8章 関数
8.1 関数とは
8.2 関数を使う
8.3 関数の定義(1)
8.4 関数の定義(2)
8.5 作成した関数を呼び出す
8.6 C言語と関数
8.7 値呼び出しと参照呼び出し
8.8 関数を用いたプログラム:組み合わせの数
8.9 関数に配列を渡す(1)
8.10 関数に配列を渡す(2)
8.11 変数の寿命と通用範囲
8.12 局所変数と広域変数
8.13 関数を用いたプログラム:売り上げの集計
8.14 static記憶クラス

著者略歴

著:牛田 啓太
牛田 啓太(うしだけいた)
1977年,群馬県生まれ。2000年,東京大学工学部電子情報工学科卒業。2005年,東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻博士課程修了。
 群馬工業高等専門学校電子情報工学科講師を経て,現在,工学院大学情報学部情報通信工学科准教授。
 著書に『HTML 4.0正攻法』(共著)など。博士(情報理工学)。

ISBN:9784297112110
出版社:技術評論社
判型:B5変
ページ数:288ページ
定価:2680円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UB