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Android Studio パーフェクトガイド(Kotlin/Java対応版)

著:横田 一輝

紙版

内容紹介

Androidアプリ開発は,かつてはEclipse+Javaが主流でした。しかし,GoogleがAndroid Studio/Kotlinを正式採用し,EclipseベースのAndroid開発ツールのサポートが終了したことをうけ,今後Androidアプリ開発はAndroid Studio一択という状況になり,Android Studioの需要は高まっています。
本書はそんなIDEに焦点を当てた書籍です。本書は新人エンジニアに向けて,豊富な機能が揃ったIDEをどのように使いこなすかをわかりやすく解説した書籍です。Kotlin /Java両対応。

目次

■■1章 Android Studioとは
■1-1 Android Studioの概要
Android Studioは統合開発環境
統合開発環境(IDE)の歴史
Androidアプリ開発のIDEとして定着
Android Studioで利用されるプログラム言語
Kotlinとは
KotlinとJava
■1-2 Android Studioでできること
Android Studioが利用できるプラットフォーム
Android Studioの機能
Android Studioで開発できるアプリ

■■2章 Android Studioをはじめよう
■2-1 Android Studioをインストールする
Android Studioのインストール前に知っておくこと
Android Studioを入手する
Windows10(64ビット版)のパッケージをインストールする
Android Studioの初期設定
Android Studioの初期画面
Android SDKの保存場所を確認する
Android Studio SDKの主なツール
SDK Platformsを使う
■2-2 Android Studioの日本語化
Pleiades日本語化プラグインとは
Pleiades日本語化プラグインの導入
Android Studioの起動と終了
■2-3 Android Studio のプロジェクト構成
Android Studioの開発ワークフロー
Android Studioの基本構成
Android Studioのメインウィンドウ
プロジェクトの構造

■■3章 Android Studioの基本機能を理解する
■3-1 エミュレータで実行する仮想デバイスを作成する
仮想デバイスを作成する
仮想デバイスを起動する
仮想デバイスの日本語化
■3-2 プロジェクトを作成する
プロジェクトを作成する
アプリを実行する
ボタンを追加する
■3-3 開発に関する基礎知識
プログラミングの流れ
コンパイルとは
デバッグとは
ビルドとは
テスティングとは
リファクタリングとは
■3-4 開発サイクルを理解する
Androidアプリ開発の工程
アクティビティを追加しないプロジェクトの作成
レイアウトファイルの作成
ソースファイルの作成
マニフェストファイルを編集する
ビルド・実行(実機でアプリを実行する)
アプリを公開する
公開用APKの発行

■■4章 レイアウトエディターの基本操作
■4-1 レイアウトエディターの構成要素
レイアウトエディターとは
新規プロジェクトの作成
レイアウトエディターの画面構成
レイアウトエディターの構成要素
■4-2 レイアウトの作成と編集
Android Studioで利用できる主なレイアウト
LinearLayoutを利用する
TableLayoutを利用する
ConstraintLayoutを利用する
■4-3 XMLレイアウトファイルの編集
XMLコードを直接編集する方がよい場合
レイアウトファイルLinearLayoutを作成する
テキストエディターでレイアウトファイルの構造を確認する
テキストエディターでボタンを配置する
編集結果をプレビューする
ボタンを複製して編集する
ConstraintLayoutへの変換

■■5章 エディターの機能と基本操作
■5-1 エディターの基本操作
エディターの構成
コード補完機能の使い方
コード補完を設定する
エディターの表示設定
画面の分割表示
分割方向を変更する

■5-2 コーディングに役立つ機能
エディターウィンドウでのコピー&ペースト
テキストの貼り付け形式について
エディターウィンドウでの範囲選択
マルチカーソル
ソースコード編集に便利なショートカットキー

■■6章 デバッグの機能と操作
■6-1 エラーの種類とデバッグ
プログラムのエラーとは
構文エラー(syntax error)
実行時エラー(runtime error)
論理エラー(logic error)
■6-2 デバッガーの基本操作
デバッグ対象となるアプリ
ブレークポイントを設定する
デバッガーを起動する
デバックツールウィンドウを使う
ステップ機能(ステップオーバー)
ステップ機能(ステップイン)
■6-3 高度なデバッグ操作
今回のデバッグ対象となるアプリ
実行中の変数やオブジェクトの値を変更する
高度なブレークポイントの設定(条件を指定してブレークポイントを設定)
式を評価する
「式の評価」で命令を実行する
■6-4 その他のデバッグテクニック
Logcatの利用
Logcatウィンドウの結果を絞り込む
Logクラスのメソッド

■■7章 Android Studioのリファクタリング手法
■7-1 リファクタリングの目的
なぜリファクタリングが必要なのか
リファクタリングの目的
リファクタリングを実施すべきタイミング
■7-2 サポートしているリファクタリング機能
リファクタリング機能の利点
Android Studioがサポートしているリファクタリング機能
■7-3 リファクタリングを体験する
異なるクラスにあるクラス名を変更する
連続的にリファクタリングを行う
合計金額の計算処理を関数にする
リファクタリング作業によるエラーの修正
関数を別のファイルに移動させる
関数をクラスに入れる

■■8章 Android Studioでのテスト手法と分析機能
■8-1 テスティングの目的
ソフトウェア開発におけるテスト
Android Studioでできるテスト
JUnitによるテストのメリット
JUnitの観点はホワイトボックステスト
ホワイトボックステストと網羅条件
■8-2 JUnitによる基本テスト
Local Unit Test(ローカル ユニット テスト)の基本
テストされるコードとテストするコード
assertEqualメソッドを使う
Kotlinでのローカル ユニットテスト
Kotlinで「Instrumented Unit Test」テストを行う
UI(ユーザーインターフェース)のテスト
■8-3 Android Studioの分析機能
インスペクション機能を使う
「タイポ」の対象にならないようにする
インスペクションに関するメニュー
分析に関するメニュー
■8-4 インスペクションの実際
インスペクション結果「セキュリティ」の例
プロファイルを共有する
インスペクション結果「パフォーマンス」の例
インスペクション結果「ユーザビリティー」の例
インスペクション結果「国際化対応」の例

■■9章 Gradle によるビルド方法
■9-1 ビルドとビルドツール
ビルドとビルドツールとは
Gradleの特徴
ビルドプロセス
■9-2 Gradleツールと機能
Gradleツールウィンドウ
Gradleの自動同期をオフにする
■9-3 Gradleによるビルドの実際
ビルドファイル「build.gradle」
2つの「build.gradle」の定義の実際
Gradleでライブラリの記述を確認する
Gradleで独自のライブラリを追加する
ライブラリの追加の実際
ライブラリの機能を使う
Gradleのビルドスクリプト
Gradleタスクを作成する
Gradleタスクにアクションを追加する
コマンドラインでのタスクを実行する

■■10章 Gitによるバージョン管理
■10-1 チーム開発に必要な前提知識
グループとチームの違い
チーム開発とチームワーク
チーム開発で重要なバージョン管理
バージョン管理システム
■10-2 Gitによるチーム開発
GitとGitHub
GitHubとは
GitHubを利用してみる
■10-3 Gitの実践
GitHubのプロジェクトを共有する(バージョン管理)
GitHubのプロジェクトを共有する(ブランチによるバージョン管理)

著者略歴

著:横田 一輝
横田 一輝(よこた かずき)
学校法人 河合塾学園 トライデントコンピュータ専門学校 常勤講師
学校教育に従事しつつ、「エフサイト(f-site.com)」代表として、
中小企業のICT 化支援も行っている。
・主な著書:『Java エンジニアのためのEclipse パーフェクトガイド』(技術評論社)

ISBN:9784297106485
出版社:技術評論社
判型:B5変
ページ数:416ページ
定価:2980円(本体)
発行年月日:2019年07月
発売日:2019年07月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UB