出版書誌データベース

●無料で使える生成AI「ChatGPT」「Copilot」「Gemini」の3つに対応
●生成AIでできることや、生成AIを活用したい場面を、具体例に即して解説
●ビジネスにおける実務の効率化し、日常生活をラクにする時短テク満載

　「ChatGPT（チャットジーピーティー）」は、チャット（会話）をする感覚で質問したり要望を伝えたりすると、質問への回答、情報の提示、文章の作成、アイデアの提案などを行ってくれるAI（人工知能）サービスです。要約や翻訳、プログラミングなどもできます。さまざまなコンテンツを生成できることから、「生成AI」とも呼ばれます。

　ChatGPTを試しに触ってみると、最初は誰もが「面白い」と興味を持つはずです。ところが、少し使った後は、「会話ができるのはわかったけれど、いったい何に使えばいいの？」と、そのうち飽きてしまうかもしれません。ChatGPTは多才で、何か1つの目的のために作られたものではないため、用途や生かし方はユーザー次第。それゆえに、実務や日常生活でどう使えばよいのか、わかりにくいのが実情です。

　そこで本書では、ChatGPTをはじめとする生成AIでできること、使うべき場面を、具体例に即して多数紹介します。どのように質問や依頼をすれば自分が求めている回答を得られるのか、ポイントや注意点も解説。生成AIを仕事や生活に役立てるノウハウを、実践的に身に付けることができます。

　ChatGPTを含め、マイクロソフトの「Copilot（コパイロット）」、グーグルの「Gemini（ジェミニ）」など、生成AIの進化はとどまるところを知りません。登場したてのころにChatGPTを試用しただけの人にとって、最新の生成AIは別物と思われるほど機能が強化されています。使わないのは損です。

　本書では、ChatGPT、Copilot、Geminiという3大サービスを取り上げ、それぞれの得意・不得意や、オススメのポイントなどを解説しています。生成AIをぜひ、仕事を効率化し、日常生活をラクにするためのツールとして、フル活用してください。

★本書で紹介する生成AIの活用例（一部）
・適切な書式で始末書を下書きしてもらう
・取引先への返信メールを下書きしてもらう
・英語でクレームのメールを書いてもらう
・商品のキャッチコピーを考えてもらう
・斬新な新商品の企画を考えてもらう
・新商品のSNS発表文を書いてもらう
・キャンペーンの企画書を作成してもらう
・プレゼンスライドの構成案を出してもらう
・プレゼンで話す内容をまとめてもらう
・チラシ用のイラストを描いてもらう
・文書の校正やリライトをしてもらう
・契約書のたたき台を作成してもらう
・市場を調査してリポートにまとめてもらう
・YouTube動画の内容を要約してもらう
・Excelのデータを分析してもらう
・名簿の住所から都道府県だけを取り出してもらう
・アンケートの自由記述を内容で分類してもらう
・Excel VBAのプログラムを作成してもらう
・クレームへの電話対応マニュアルを作ってもらう
・記者発表やセミナーの想定質問を考えてもらう
・採用試験の練習用に面接官を演じてもらう
・複数人での会議の流れをシミュレートしてもらう
・英語学習のパートナーになってもらう
・ゴミ出しの注意書きを4カ国語で作成してもらう
・自治会のイベントや子供会の出し物を考えてもらう　ほか多数！