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SDGs時代のソーシャル・イントラプレナーという働き方

著:本多 達也

紙版

内容紹介

企業のリソースを活用して社会課題を解決する!
そんな働き方をしてみないか?

「ソーシャル・イントラプレナー」とは、「社会課題を解決する社内起業家」。企業が持つリソースや社会的影響力を活用し、社会変化を生み出す、新しい時代の生き方。

【推薦者】
・慶應義塾大学教授、Zホールディングス シニアストラテジスト
 安宅和人 氏
・早稲田大学ビジネススクール教授
 入山章栄 氏
・メディアアーティスト
 落合陽一 氏
・READYFOR 代表取締役CEO
 米良はるか 氏
・一橋大学名誉教授
 野中郁次郎 氏

ヘアピンのように髪の毛に装着し、振動と光によって音の特徴をユーザーに伝える新しいデバイス「Ontenna」──その開発者である著者は、富士通という大企業に所属する強みを最大限生かし、社会課題を解決しようと取り組んでいる。その生き方は、SDGs時代のソーシャル・イントラプレナー(企業内アントレプレナー)の可能性を感じさせる。

著者のこれまでの生き方から、「ソーシャル・イントラプレナーは、一般的な会社員と何が違うのか?」「ソーシャル・イントラプレナーは、どのように社内評価されるのか?」「ソーシャル・イントラプレナーのメリット、デメリット」「ソーシャル・イントラプレナーが企業で果たす役割は何か?」などを実体験を基に紹介。

新規事業リーダーや、会社での目標に迷うビジネスパーソン……、すべての人々に贈る「SDGs時代における自分らしい生き方、働き方」の解説書。

──野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授) × 時田隆仁氏(富士通社長)との鼎談、
落合陽一氏(メディアアーティスト)との対談も収録──


【推薦の言葉】
☆「未来は我々の手でつくるもの。その手段として、会社を用いる。はじめの一歩を考える人は、まずこれを手に取るべき。」──安宅和人
☆「素晴らしい! 大企業とその『社内』の社会起業家が共に高め合う時代が来た。その先駆者の事例はヒントの宝庫!」──入山章栄
☆「独立しないと夢を実現できないなんて嘘。社内外を巻き込む『「共感の天才』からの指南書。」──米良はるか

目次

第1章 私がソーシャル・イントラプレナーになるまで
第2章 富士通Ontenna誕生物語 共感から生まれるイノベーション
第3章 私の人生を変えたプレゼン資料
第4章 企業にとってのソーシャル・イントラプレナー
第5章 エキマトペという新たな挑戦
第6章 日本企業のソーシャル・イントラプレナーたち

著者略歴

著:本多 達也
1990年香川県生まれ。博士(芸術工学)。大学時代は手話通訳のボランティアや手話サークルの立ち上げ、NPOの設立などを経験。人間の身体や感覚の拡張をテーマに、ろう者と協働して新しい音知覚装置の研究を行う。2014年度未踏スーパークリエータ。第21回AMD Award 新人賞。2016年度グッドデザイン賞特別賞。Forbes 30 Under 30 Asia 2017。Design IntelligenceAward 2017 Excellence賞。Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2019 特別賞。2019年度キッズデザイン賞特別賞。2019年度IAUD国際デザイン賞大賞。2019年度グッドデザイン金賞。MIT Innovators Under 35 Japan2020 。Falling Walls 2021 Winner 。令和4年度全国発明表彰「恩賜発明賞」。Salzburg Global Seminar Fellow 。2022年よりデンマーク・デザイン・センターにてゲストリサーチャー。

ISBN:9784296202461
出版社:日経BP
判型:4-6
ページ数:400ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ