出版社を探す

ロジカル・ディスカッション[新版]

チーム思考の整理術

著:堀公俊

紙版

内容紹介

◆「ロジカル・ディスカッション」とは、テーマからズレた発言、抽象的な意見が横行する会議を、メンバーが筋道立てて議論できるようサポートするファシリテーションの技法

◆ロジカルではないメンバーでも、筋道立てて考え、合理的に話し合えるようにサポートするのがファシリテーターの務め。その役割を、5つの働きかけと12の基本動作に整理し、これだけ押さえておけば良いというポイントを解説

◆議論を整理するファシリテーターに、じっくり考えている余裕はない。その瞬間、機敏に場へ切り込むために持っていたい実践的な問いかけフレーズを豊富に紹介。実践力を高めるための演習問題やトレーニング方法を多数掲載

◆オンライン会議では以心伝心は使えず、自分の考えを言葉でキッチリと説明し、相手の言葉から考えの筋道を理解しなければならない。ロジカル・ディスカッションを駆使すれば、説得力のある議論を展開でき、結論に対する納得感が高まる

◆問題解決・アイデア創造・意思決定など10分野から、ビジネスシーンで役立つフレームワーク126 種類を厳選し、巻末に収録

目次

序 章 ロジカルに考える――Logical thinking
 1 なぜ、ロジカルディスカッションなのか
 2 「縦の論理」と「横の論理」を駆使する
 3 ファシリテーターの12の基本動作とは
 4 議論の流れを作るところから始めよう

第1章 要約する――Summarizing
 1 真意はどこにあるのか
 2 発言の意味を明らかにする
 3 あなたの要約力はどこまで通用するのか

第2章 検証する――Verification
 1 なぜそう言い切れるのか
 2 主張の筋道を正しく通す
 3 あなたの検証力はどこまで通用するか

第3章 整理する――Classification
 1 なぜ問題が解決しないのか
 2 議論の全体像を明らかにする
 3 あたなの整理力はどこまで通用するか

第4章 統合する――Integration
 1 納得感のあるまとめとは
 2 異なる意見をひとつにまとめる
 3 あなたの統合力はどこまで通用するか

第5章 構造化する――Frame-working
 1 なぜ枠組みが大切なのか
 2 議論の土俵を定める
 3 あなたの構造化力はどこまで通用するか

終 章 議論を促進する――Facilitation
 1 どこまで通用するか、やってみよう
 2 ロジックだけでは現場は動かない

著者略歴

著:堀公俊
組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会フェロー。大阪大学客員教授(テクノロジーデザイン論)。
1960年神戸市生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。ミノルタにて製品開発や営業企画、経営企画に従事したのち独立。2003年に日本ファシリテーション協会を有志とともに設立し、初代会長に就任。組織変革、企業合併、教育研修、NPOなど多彩な分野でファシリテーション活動を展開している。ロジカルかつハートウォーミングなファシリテーションに定評がある。

ISBN:9784296120994
出版社:日経BP 日本経済新聞出版
判型:A5
ページ数:248ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2024年09月
発売日:2024年09月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CJP