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日経文庫

KPIマネジメント

著:佐々木一寿

紙版

内容紹介

知りたいポイントがこの一冊でぜんぶ分かる!

◆シンプルに、効果的に運用するための手法を解説
マネジメントにおいてKPI(重要業績評価指標)は広く一般的に運用・活用されています。しかし、複雑すぎて「重要」とは言いがたいものが乱立するなど、実際には効果的とはいえない運用がなされているケースが少なくありません。

また、デジタル化/ビッグデータの時代を迎え、リアルタイムでとれるデータの量が格段に増えたことから、適切な指標を設定することがますます難しくなっています。

本書は、そうした時代背景を踏まえ、KPIの基礎知識から、フィードバックの活用まで、適切な指標を運用していくために必要なノウハウを丁寧に説明した入門書です。

・すぐに使える職種別の具体例を多数掲載。
・経営者やマネジャー、人事関係者はもちろん、営業、制作、マーケティング、研究開発、新規事業開発に関わる方が、日々の業務で使える指標を多数収録。
・理論から応用までしっかり網羅。

目次

第1章 KPIマネジメントとは何か
・ゴールとプロセスをきちんと意識する
・MBOとKGI、KPIの関係
・自由度の高い「OKR」とは?
・「組織のKPI」「個人のKPI」について
・チームのKPIは話し合いで選択する ほか

第2章 KPIを設定する
・基本になるKGIは利益
・利益目標からのブレークダウン
・売上高とセールス
・プロダクトの生産管理
・マーケティングの施策と管理
・研究開発
・経営チームと中期経営計画 ほか

第3章 職種ごとの個別KPI
・営業部のKPI・KGIセット
・制作部のKPI・KGIセット
・マーケティング部のKPI・KGIセット
・研究開発部のKPI・KGIセット
・経営者のKPI・KGIセット
・組織・人事のKPI・KGIセット
・新事業開発・ベンチャー経営者のKPI ほか

第4章 KPIの運用とフィードバック
・現状を把握するためのデータ収集
・施策を検証するためのデータ収集
・仮説を立てるためのデータ収集

第5章 運用を効率化する
・どのKPIが決定に重要か、を判断する
・不確実性が高いときの対処
・複雑化したKPIをシンプルにする

第6章 KPIの留意点と〝新しい波〟
・KPIの限界
・KPIマネジメントを補完する

著者略歴

著:佐々木一寿
経済評論家、作家。
大手メディアグループ経済系・報道系記者/編集者、ビジネススクール研究員/出版局編集委員、民間企業研究所にて経済学、経営学、社会学、心理学、行動科学の研究に従事。著書に『経済学的にありえない。』など。コラムも多数。

ISBN:9784296118403
出版社:日経BP 日本経済新聞出版
判型:新書
ページ数:248ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2023年07月
発売日:2023年07月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ