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日経プレミアシリーズ

なぜ少子化は止められないのか

著:藤波 匠

紙版

内容紹介

2022年、出生数がついに80万人割れ!
わずか7年で20%以上の減少
2030年までが最後のチャンス

・2025年には出生数70万人割れ?
・第1子に手が届かない人、結婚しても子どもを希望しない人が増加
・現金給付依存の危険性
・若者の経済・雇用環境の好転が不可欠
・「経済成長はもういらない」という老人を怒鳴りつけたい
・非正規雇用の女性は結婚・出産に後ろ向き
・フィンランドも実は日本並みの出生率に低下
・東京の企業に一本釣りされる地方の優秀な女性
・育休中にリスキリングしてはいけないのか  etc.

なぜ少子化は止まらないのか。どのような手を打てばよいのか。若者の意識の変化や経済環境の悪化、現金給付の効果など、人口問題の専門家が様々なデータを基に分析、会話形式でわかりやすく解説します。

目次

第1章 加速する少子化
第2章 なぜ子どもは減るのか
第3章 人口減少と経済縮小の悪循環
第4章 2030年までが最後のチャンス
第5章 やはり経済成長が不可欠
第6章 現金給付で少子化は改善するのか
第7章 経済を上向かせるためのポイント
第8章 女性の力をどう生かすか
終章 子育てを「苦行」にしてはいけない

著者略歴

著:藤波 匠
(株)日本総合研究所 調査部 上席主任研究員
1992年、東京農工大学農学研究科修士課程修了。同年、東芝入社。99年、さくら総合研究所入社。2001年、日本総合研究所調査部に移籍、山梨総合研究所出向を経て08年に復職。主として地方再生、人口問題の研究に従事。著書に『子供が消えゆく国』『人口減が地方を強くする』など。

ISBN:9784296117628
出版社:日経BP 日本経済新聞出版
判型:新書
ページ数:272ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2023年05月
発売日:2023年05月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KC