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日経文庫

イノベーションの考え方

著:清水洋

紙版

内容紹介

イノベーションを生み出すためには、何をすれば良いのだろう。そもそも、イノベーションって何のことなのだろう。本書は、このような素朴な疑問をもつビジネスパーソンや政策担当者、あるいはイノベーションについての基本的なポイントをおさえておきたいと考える人に向けた入門書。「イノベーションが必要だと言うけれど、さて、何から始めれば良いのだろう」という人の手助けをすることが本書の目的。

 イノベーションへの注目が大きくなるにつれて、書籍も多く出版されている。イノベーションを生み出した企業家やコンサルタントなどの経験に基づくものや、イノベーションとなった事例の分析、あるいはアイディアの発想法などさまざまだ。その一方で、イノベーションについての研究はおよそ100年前から進められ、さまざまな研究が蓄積されている。本書は、その積み重ねられた発見の上に立って、イノベーションを考えていく。

目次


第1章 イノベーションの基本から考える

第2章 イノベーションにはパターンがある

第3章 あなたの組織は新しさを生み出すのは得意ですか

第4章 イノベーションとマネジメントのフィット

第5章 誰がイノベーションを生み出すのか

第6章 新しさを経済的価値に転換するための戦略

第7章 イノベーションが生み出される社会をつくる

イノベーションのためのリーディングガイド

著者略歴

著:清水洋
早稲田大学 大学院 経営管理研究科(早稲田ビジネススクール)教授

1973年生まれ、97年中央大学商学部卒業、99年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、2002年ノースウェスタン大学歴史学研究科修士課程修了、07年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスPh.D取得(経済史)、同年アイントホーフェン工科大学リサーチフェロー、08年一橋大学イノベーション研究センター専任講師、一橋大学大学院商学研究科・イノベーション研究センター准教授、同教授を経て、19年より現職

ISBN:9784296116348
出版社:日経BP 日本経済新聞出版
判型:新書
ページ数:272ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2023年01月
発売日:2023年01月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ