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リテールAI最強マネタイズ

著:永田 久男

紙版

内容紹介

AIを導入することで、企業はどう変化し、進化するのか。

気鋭の経営者が始めて明かす、AI経営の実践書。




AIを使って自社のビジネスはどう変わるのか。

AIを導入するために、企業の組織や教育はどうあるべきか。

本書は、AIの自社への導入の仕方やその導入手順の詳細、

AI投資を回収するための戦略や事業の変え方を実例をもとに解説した

経営者のためのAI活用読本です。



解説するのは、amazon goを超えるAIによる無人店舗など、

小売業で積極的にAI活用を行っている店舗「トライアル」を運営する

トライアルホールディングスの永田久男会長。

同社が積極的に行っているAI戦略の手の内をすべて明かした貴重な書籍です。



AIがどのような技術で成り立ち、世の中をどう変えていくのか。

こうした議論は既にさまざまなところで行われていますが、

実際にマネタイズしていくまでの戦略はまだ多くは語られていません。

AIを企業の業績につなげていくための、初めての実戦書。

テクノロジーを活用してイノベーションを起こした全ての経営者・

ビジネスパーソンに読んでいただきたい一冊です。

目次

第一章 第四次産業革命とAI

 第四次産業革命~これまでの産業革命と比較して~

 第四次産業革命に伴う変化 

 小売・流通業におけるAIの影響力

 認識不足



第二章 リテールAIに関する具体的な動き リテールAIレベル5

 我が社のデータに関する歩み

 AIビジネスを展開する難しさ

 AIインフラ

 リテールAIレベル5

第三章 AIマネタイズを実現するために

 AIマネタイズが困難な理由

 AIマネタイズに必要な人材の基礎力



第四章 AIマネタイズのための組織と教育

 連帯を阻害する組織体制

 連帯する組織のために

 実現可能な体制「連帯」

 リテールAIマネタイズの組織力



第五章 時間軸短縮とオープン・イノベーション

 ハイテク戦略と「キャズム」

 キャズムを越えるためには

 キャズムを越えた後の戦略

 急成長のメカニズム

 オープン・イノベーション

 トライアルグループの時間軸短縮とオープン・イノベーション



第六章 実際の戦略

 広告革命~ショッパーマーケティング~

 企業間連帯の取り組み



最後に

著者略歴

著:永田 久男
スーパーセンター、ディスカウントストアなどを運営するトライアルホールディングス・代表取締役会長。2002年に216億円だった同社を2018年には18倍の3940億円にまで成長させた。その要因は自前のIT(情報技術)を駆使した流通システムの構築。物流費を徹底的に削減し、29円の缶入りコーラなど低価格のプライベートブランド(自主企画)商品を武器に消費者の支持を集めた。現在はAIによる画像分析技術を駆使し、新たなサービスや商品を創造。店舗やサプライチェーンをITで高度化する情報流通革命にまい進している。

ISBN:9784296100538
出版社:日経BP
判型:A5
ページ数:232ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2018年08月
発売日:2018年08月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ