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Power BIデータ分析入門

著:塚原 久美

紙版

内容紹介

「Microsoft Power BI」は、「BI(ビジネス・インテリジェンス)ツール」としてマイクロソフトから提供されている製品で、大量のデータ抽出や結合が容易にできます。「大量のデータを迅速に処理したい」「さまざまな指標でデータを分析したい」「プロジェクトのメンバーと情報を共有したい」――こうしたニーズに応えるためのツールです。これまでExcelを使ってきた「データ分析」業務をより本格的に行うには、Power BIを活用するのが最適。これからの時代、必須のビジネスツールといえます。Excelと似た概念で操作も比較的簡単ですが、いざ触ろうとすると、どこから手を付けてよいものか、迷う人も多いはず。そんな取っ付きにくさもあるPower BIを、本書は丁寧に解説します。本書の中で扱うサンプルは無料でダウンロード可能。まずは、無料で提供されている「Power BI Desktop」を入手し、本書の説明に沿ってサンプルのデータをいじってみましょう。Power BIの勘所が身に付き、データ分析業務に習熟することができるはずです。

目次

第1章 Power BI の概略と利用環境

1-1 BI ツールとPower BI
 1-1-1 BI ツールとは
 1-1-2 Power BI の特徴
 1-1-3 Power BI とExcel の違い

1-2 Power BI ツールとライセンス
 1-2-1 Power BI ツールの種類
 1-2-2 Power BI サービスの料金とライセンス

1-3 Power BI サービスの登録とPower BI Desktop のインストール
 1-3-1 Power BI サービスの登録
 1-3-2 Power BI Desktop のインストール

第2章 Power BI Desktop でのレポート作成

2-1 Power BI Desktop で作る動的なレポート
 2-1-1 Power BI Desktop の画面構成
 2-1-2 単年度の売上レポートの確認
 2-1-3 動的なレポートの操作

2-2 データの取り込みと整形
 2-2-1 データの取り込み
 2-2-2 データの書式設定と計算列の作成
 2-2-3 リレーションシップの設定

2-3 さまざまなグラフの作成
 2-3-1 棒グラフの作成
 2-3-2 折れ線グラフの作成
 2-3-3 ドーナツグラフの作成
 2-3-4 複合グラフの作成

2-4 数字や文字の表示機能
 2-4-1 テーブルの作成
 2-4-2 カードの作成
 2-4-3 テキストボックスの作成
 2-5 データ分析のための機能
 2-5-1 ドリルダウンとドリルアップ
 2-5-2 ドリルスルー
 2-5-3 スライサーと相互作用

第3章 実務で役立つレポート作成

3-1 実務で役立つレポート作成
 3-1-1 複数年度の売上レポートのイメージ
 3-1-2 複数年度の売上レポートの動作確認
3-2 実践的なデータ活用
 3-2-1 フォルダーに保存されたデータやAccess データの取り込み
 3-2-2 計算列の活用

3-3 実践的なレポート作成
 3-3-1 複数年度の売上レポートの作成
 3-3-2 独自の日付テーブルの作成
 3-3-3 メジャーの活用

3-4 人に使ってもらうための工夫
 3-4-1 スライサーの作成とフィルターの設定
 3-4-2 ボタンの作成とレポートのロック

第4章 Power BI サービスでのレポート運用

4-1 Power BI サービスでできること
 4-1-1 Power BI サービスの画面構成

4-2 Power BI サービスへのレポート発行
 4-2-1 レポートの発行
 4-2-2 ダッシュボードの作成
 4-2-3 モバイルレイアウト

4-3 レポートのデータの更新と便利な機能
 4-3-1 オンプレミスデータゲートウェイのインストール
 4-3-2 Power BI サービスでのレポートの更新
 4-3-3 レポートの購読

付録 マップグラフ

ISBN:9784296080304
出版社:日経BP
判型:B5変
ページ数:208ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ