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現状日本の誕生は、昭和44年（第二次佐藤内閣）に顔をそろえた「土地三法」による。同法は同年に都市と農村を分割し「時代の対立」（縦割り）を生んで今日に至り、半世紀余を経て見直しもなく「災害・経済（財源）・人口・農業問題」など日本の後退につながった。長期停滞の大きな一因だ――

著：下田　耕士
1948年生まれ。大東文化大学卒。2000年より国土の基礎研究に着手、戦後史に顔をそろえた「土地三法/s44年」（第二次佐藤内閣）を現状日本の誕生とした。同年、同法は都市と農村を厳格に分割（縦割り）し、日本資本主義の狭小な底辺面積「宅地５％の元凶」を生み、災害・経済・財源・人口・農業～など日本問題の法的遠因とした。研究は、マッカーサーの農地改革に行き着くが、激動の経済昭和史の背景にある土地問題（四つの発見）を整理する。著／『土地が動く　日本が動く』（三省堂／2002年）　研究／「農地が国を救う研究/改革５地点」／「地方自治研究」　市町村の自己採点法（手法/宅地と固定資産税）2000年～　叙勲/旭日双光章（令和5年春/地方自治功労章）