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写真記録 世界の探検と開発

編:綜合文化史研究会

紙版

内容紹介

【特色】
未知の世界を探検し、そこに開発のクワを入れる―人間のみが持つ烈々たる強い好奇心、向上心の成果を、多くの写真と懇切な解説で展開してみせる。

《略目次》
第1部 近代科学が生んだ開発
モンブンラン山塊の地下トンネル/治水に成功した黄河ダム/開拓された伝説の都 八郎潟/両大洋を直結したパナマ運河/草原に突如出現した超近代首都/植民政策がつくった新旧ふたつのデリー

第2部 空と海に挑んだ探検隊
世界周航に成功したマゼラン/霧と氷の秘境ベーリング海/メキシコ湾に眠るかつての海賊都市/海底世界をさぐる新兵器群/船乗りの墓場サーガッソー海域/火矢から人工衛星まで/宇宙空間の探索/宇宙の生命を求めて

第3部 秘境に初めて挑んだ探検隊
暗黒大陸に消えた探検家リビングストン発見記/緑の魔境アマゾン流域/スコット・アムンゼンの南極先陣争い/先人の遺跡を残す氷の島グリーンランド/チベットに潜入した日本の探検僧/石器時代人の住むオーストラリア砂漠/地球の最高峰エベレストは征服された/原始土民の島アンダマン

第4部 遺跡発掘に挑んだ学術探検隊
ナゾを秘めたアンコールの遺跡/ロプ湖畔から発掘された楼蘭の王女/士会の湖畔で派遣された世界最古の旧約聖書/奇怪につつまれた王墓発掘ものがたり/火山灰に埋もれたローマの古都ポンペイの発掘/アララット山に残る旧約のノアの方舟/ミロ島で発掘されたギリシャ美女の彫刻/海底に消えた謎のムー大陸

第5部 ナゾの秘宝に挑んだ探検隊
バビロンの栄華のあとを探る/薩南諸島のキッドの秘宝/黄金で彩られたインカ秘宝のゆくえ/かなしい遺跡をとどめるマヤの池/ゴールド・ラッシュがもたらしたアラスカ開発/ホメロスの詩篇「トロヤ」の遺跡/ゴビ砂漠に埋もれたジンギスカンの財宝/世界一の富豪サウド王の秘宝と宮殿

第6部 日本編
日本の秘境・知床半島にむけられる科学の目/観測の孤島・礼文島/海底を貫く青函トンネル/地獄極楽の姿を現出した信仰の山・恐山/電源の宝庫・黒部峡谷の黒四ダム/飛騨の工のふるさと/流人の島・八丈島/農民の手によって成った箱根用水/疾走する日本の大動脈東・名・神高速道路/悲話を秘めた十津川流域/七ヵ村の命の綱満濃池/本土と四国をむすぶ夢のかけ橋/湖北地方を救う若狭の水/知多半島の農民を蘇らせた愛知用水/栄えた鉄文化―王鋼の里/脚光をあびたウラン鉱の人形峠/よみがえる緑・鳥取砂丘の開発/世界に誇る日本の土木の技術陣関門トンネル/海をひらく有明海の干拓/かくれキリシタンの島/新時代をきずく原子力研究所と鹿島港

特集・北海道開発の歩み

底本:『世界の探検と開発』(北海タイムス社、昭41年)

ISBN:9784284802208
出版社:日本ブックエース
判型:A4
定価:24000円(本体)
発行年月日:2012年10月
発売日:2012年10月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WTL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WTR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:GBC