東洋文様史
著:渡辺 素舟
紙版
内容紹介
底本:『東洋文様史』 (渡辺素舟 著/冨山房/1971年)
本書は、東洋文様研究の大家・渡辺素舟が、古代オリエント世界から東方へと伝播していった文様の数々を、モチーフ別に区分し、歴史や習俗、宗教、文化、技法など様々な観点から解説したもの。
同一モチーフでも、地域や時代、文化的風土などによって、個性豊かに表現されてきた文様の数々を、約1300点の図版で紹介している。
著者の長年の研究成果と博識が凝縮された本書は、刊行後40年を経た今日でも、東洋における文様、また日本の伝統文様のルーツを研究するうえで、比類なき輝きを放つ貴重な資料である。