出版社を探す

Ontomo Mook

直伝! 素顔の巨匠たち

愛弟子が語る弦楽器の名演奏家38

著:征矢 健之介
編:音楽の友

紙版

内容紹介

『音楽の友』2018年1月号から連載された『巨匠たちの「技」と「心」神は細部に宿る』全38回分をまとめたもの。20世紀に活躍した伝説的な弦楽器の巨匠たちによる名演奏の数々、そこでは実際にどのようなテクニック、どのようなメカニズムがはたらいて、驚異的な演奏が生まれていたのか。「演奏する側の視点」をベースに評論を展開する征矢健之介をパーソナリティに、音楽史に燦然と輝く36名の巨匠たちゆかりのゲスト演奏家を招き、微に入り細を穿ちながら、その妙技の謎と「人となり」に迫っていく。

目次

■登場するゲストと、ゆかりの巨匠たち(掲載順未定)

【ゲスト】                【巨匠】
豊田耕兒          ――  ジョルジュ・エネスコ
徳永二男          ――  ヤッシャ・ハイフェッツ
ジェラール・プーレ     ――  ヘンリク・シェリング
佐藤陽子          ――  レオニード・コーガン
前橋汀子          ――  ヨーゼフ・シゲティ
古澤 巌           ――  ナタン・ミルシテイン
木野雅之          ――  ルッジェーロ・リッチ
加藤知子          ――  江藤俊哉
藤原浜雄          ――  ジョセフ・フックス
ライナー・キュッヒル    ――  ゲルハルト・ヘッツェル
オレグ・クリサ       ――  ダヴィッド・オイストラフ
久保田巧          ――  ヴォルフガング・シュナイダーハン
相曽賢一郎         ――  イダ・ヘンデル
イリア・グリンゴルツ    ――  イツァーク・パールマン
渡辺玲子          ――  アイザック・スターン
神尾真由子         ――  ザハール・ブロン
原田幸一郎         ――  ロバート・マン
塩川悠子          ――  シャーンドル・ヴェーグ
ダニエル・ホープ      ――  ユーディ・メニューイン
小森谷巧          ――  ヨゼフ・スーク
森 悠子           ――  ミシェル・オークレール
小笠原伸子         ――  サルヴァトーレ・アッカルド
山崎伸子          ――  ピエール・フルニエ
浦川宜也          ――  ミシェル・シュヴァルベ
堤 剛            ――  ヤーノシュ・シュタルケル
平井丈一朗         ――  パブロ・カザルス
レジス・パスキエ      ――  ジノ・フランチェスカッティ
土田越子          ――  ノーバート・ブレイニン
松波恵子          ――  アンドレ・ナヴァラ
藤原真理          ――  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
百武由紀          ――  ウィリアム・プリムローズ
津留崎直紀         ――  モーリス・ジャンドロン
倉田澄子          ――  ポール・トルトゥリエ
清水髙師          ――  ヤッシャ・ハイフェッツ
鈴木理恵子         ――  ジョゼフ・ギンゴールド
古澤 巖           ――  イヴリー・ギトリス
西江辰郎          ――  ティボール・ヴァルガ
オーギュスタン・デュメイ  ――  アルテュール・グリュミオー

著者略歴

著:征矢 健之介
早稲田大学を経て、武蔵野音楽大学器楽科ヴァイオリン専攻卒業。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団第1ヴァイオリン奏者として、約四半世紀にわたって数々の名演奏家たちと共演。シティ・フィル引退後は、フリーの演奏家として活動。また、アマチュア・オーケストラを中心に指揮者・指導者としても活躍する。『レコード芸術』『音楽の友』でのディスク評、書評では、常に「演奏する側の視点」からその実体を分析し、他の評論家・ライターのレヴューとは一線を画する内容が好評を博している。ヴァイオリン関係の書籍・奏法指南書・理論書の蒐集家でもある。

ISBN:9784276963320
出版社:音楽之友社
判型:B5
ページ数:176ページ
価格:1600円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVM