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テキストは戦後日本を代表する女流詩人・茨木のり子が亡き夫に宛てて30年以上にもわたって書き続けたもの。アルトが低音で印象的に歌いはじめる『泉』、ピアノが奏でるバロック調のフーガにのって夫との思い出を語る『椅子』、年月を経るごとに深まり明らかになる真実を描いた『歳月』他、全5曲。

①泉（3′40″）　
②椅子（5′00″）　
③急がなくては（4′40″）　
④歳月（3′40″）　
⑤夢（5′40″）

著：茨木 のり子
作詩：詩人。大阪生まれ。1953年、川崎洋と同人誌『櫂』を創刊。戦後の現代詩をリードする。代表作「わたしが一番きれいだったとき」の他、詩集『対話』『見えない配達夫』『鎮魂歌』など。


著：森田 花央里
作曲家：東京藝術大学作曲科卒業。第24回朝日作曲賞受賞。《青い小径》より《鐘》：2014年度全日本合唱コンクール課題曲。男声合唱団東京リーダーターフェル1925 創立90周年記念事業公募において《草の夢》が最優秀作品に選出。近作：《三味線草》ブレーン／《春の手》教育芸術社／児童合唱組曲《くまモン》全音楽譜出版社／ジャズアレンジ《枯葉》などを編曲提供したIL DEVU 2ndアルバム「NUKUMORI」日本コロムビアなど。《風の記憶》(同CD)が、東洋ライス「金芽米」CMに採用される。ジャズピアニストとして舞台「祝女～shukujo～」season 2に出演。