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新版 ピアノの練習ラジリテー

編:安川加壽子

紙版

内容紹介

ル・クーペ著の『L'Agilité Op.20』は、1953年に『ピアノの練習ラジリテー』として安川加壽子により翻訳された70年以上のロングセラー。『ピアノの練習ABC』 の後に使う教材で、25曲の収録曲には、それぞれ安川加壽子による練習方法の助言がつけられている。調号は#♭ともに4つまでで、スケール、半音階、5連符、6連符、トリル、3・4・5指の強化など、今後必要なテクニックの練習曲が入っている。本書終了後は『チェルニー30番』へスムーズに進むことができる。
2022年の安川加壽子生誕100周年を記念しリニューアル! 内容、収録曲、楽譜はそのままに、解説を読みやすくし紙面を整えた。判型を一回り小さくし持ち運びしやすくなった上に、針を使わない製本方法に変更している。

著者略歴

編:安川加壽子
1922年2月24日、兵庫県生まれのピアニスト。1996年7月12日没。幼少よりフランスで育ち、パリ国立音楽院でラザール・レヴィに師事。1937年、1等賞を得て同院を卒業、パリ国際婦人ピアノ・コンクールに優勝、ヨーロッパ各地で演奏活動を開始する。1939年、第ニ次世界大戦の開始で帰国、新交響楽団(現NHK交響楽団)をはじめとする各オーケストラとの共演、1941年の第1回リサイタルなど、目覚しい活躍を見せる。1952年には30歳の若さで東京芸術大学教授に就任、また、ロン・ティボー、ジュネーヴ、エリザベートといった主要な国際コンクールの審査員にも招かれ、文字通り日本を代表するピアニストとして日本の楽壇の発展に寄与した。1967年にはフランスのレジョン・ドヌール勲章を受章した。

ISBN:9784276450325
出版社:株式会社音楽之友社
ページ数:40ページ
価格:1200円(本体)
発行年月日:2023年05月
発売日:2023年05月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVQ