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文化としての西洋音楽の歩み

わたし探しの音楽美学の旅

著:田村 和紀夫

紙版

内容紹介

弊社から1998年に初版が刊行され、好評のうちに版を重ねてきた『音楽史17の視座』の全面改訂新版。全体の3分の1を新たに書き起こし、古代から現代までを時系列に沿って記述。時代を映し出す思想を読み解き、美術などの他芸術を参照、さらに実際の楽曲を分析する。世界とわたしの関係を軸に展開される、音楽史+精神史の決定版!
改訂にあたり、以下の点が大きく変わった。
1)田村和紀夫、鳴海史生の共著から、田村の単著に。
2)全体の3分の1以上が新原稿となり、そのほかの部分も細かく手が加わる。
3)前の本が時系列にこだわらず構成されていたのに対し、今度の本は古代から現代までを時系列に沿って記述、より全体の流れが明確に。
4)時代を映し出す思想を読み解き、美術などの他芸術を参照し、実際の楽曲を分析するという手続きをいっそう徹底化。
5)世界とわたしの関係を軸に、人類史と個人の精神史の微妙な対応関係にまで説き及び、音楽史をなぜ学ぶかという根源的な疑問に答える。

ISBN:9784276110175
出版社:音楽之友社
判型:A5
ページ数:216ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2013年01月
発売日:2013年01月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVM