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デジタル・シティズンシップ

コンピュータ1人1台時代の善き使い手をめざす学び

他著:坂本 旬
他著:芳賀 高洋
他著:豊福 晋平

紙版

内容紹介

「情報モラル教育」から、「世界標準」のデジタル・シティズンシップ教育へ。ネットの危険性を叩き込むのではなく、参加型学習によって対話しながらデジタル技術・思考を身につけ、社会を主体的につくる学びへと誘う。

目次

第1章 デジタル・シティズンシップとは何か(坂本旬)                     
1 ポジティブなデジタル・シティズンシップ  
2 アメリカのデジタル・シティズンシップの9つの要素  
3 ヨーロッパのデジタル・シティズンシップ  
4 OECDとユネスコのデジタル・シティズンシップ  
5 日本のデジタル・シティズンシップを考える  

第2章 情報モラルからデジタル・シティズンシップへ(芳賀高洋)
1 シティズンシップの哲学――高い理想と目標  
2 情報モラル教育の閉塞感  
3 情報モラル教育実践の具体的問題点  
4 情報モラルのモラル性  
5 日常と非日常  
6 古典的題材のデジタル・シティズンシップ教育への転換  
7 日本でのローカライズと実践について――新しい価値を生む創造性の育成  

第3章 我が国の教育情報化課題とデジタル・シティズンシップ教育(豊福晋平)
1 世界から見た日本の教育情報化の位置づけ 
2 教育情報化の失敗のカラクリを考える  
3 GIGAスクール構想での戦略とデジタル・シティズンシップ  

第4章 デジタル・シティズンシップ教育の実践 (今度珠美・林 一真)
1 現行の情報モラル教育実践の課題  
2 コモンセンス・エデュケーションの概要  
3 授業実践の提案  
4 保護者への提案  

著者略歴

他著:坂本 旬
法政大学教授

ISBN:9784272412594
出版社:大月書店
判型:A5
ページ数:160ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2020年12月
発売日:2020年12月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN