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カウンセリングで何ができるか

改訂新版

著:信田 さよ子

紙版

内容紹介

カウンセリングの第一人者が、その起源から理論・潮流、クライエントとの会話の実際も再現し、カウンセリングの可能性を語り尽くす。公認心理師の国家資格創設を受けてロングセラーを大幅改訂。

目次

1 カウンセリングのそもそも
 ●日本でのカウンセリングのはじまり 
 ●カウンセリングと臨床心理士?呼び方をめぐって 
 ●カウンセラーの資格
 ●カウンセリングの学派
 ●ブリーフ・セラピーの登場
 ●スクールカウンセラー制度
 ●増え続けるカウンセラー志望者

2 精神科医療とカウンセリング
 ●カウンセリングの対象は誰か?
 ●精神科とカウンセリングのタイアップ
 ●本人と家族の対立
 ●カウンセリングは診断しない
 ●カウンセリングは本人でなくてもいい
 ●動機のないひとたち
 ●コンビニほどにカウンセリング機関を

3 カウンセリングの基本
 ●「こころの問題」を人間関係に戻していく
 ●カウンセりングのポイントは、聞くことよりも質問にある
 ●「母親を殺してしまうかもしれない」という主訴
 ●経験を整理し、構造化する
 ●質問とともにストーリーが変わる
 ●親を殺さないですむためには、何が必要か
 ●親子関係の常識の変化
 ●自分の意見をはっきり言う
 ●問題はいつも具体的である

4 カウンセリングで何ができるか…………77
 ●「どんなことでお困りですか?」
 ●来るのは、本人と家族がほぼ同数
 ●甥が借金をして…
 ●「よくいらっしゃいましたね」
 ●セクハラがきっかけで仕事がうまくいかない
 ●過去のつらい経験をくり返し話す
 ●トラウマ的記憶とは
 ●アディクションアプローチとは
 ●ギャンブル依存症への対応
 ●大流行のスピリチュアルカウンセリング
 ●グループカウンセリングという方法
 ●自助グループについて理解してみよう
 ●グループカウンセリングにおける三つの機能
 ●質問には答える
 ●子どもの借金を親が肩代わりしてはいけない
 ●違う問題のひとと出会うことの効用
 ●外科手術のような家族への介入
 ●ひきこもりからの脱出
 ●一番のポイントはお金
 ●暴力からは逃げること
 ●親と子のあいだにカウンセラーを入れる
 ●人間関係を築くスキル
 ●サイコドラマ(心理劇)

5 被害者と加害者
 ●被害者元年
 ●アダルト・チルドレン
 ●DV後進国、日本
 ●加害者への再犯防止プログラム
 ●被害者と加害者はまったく別のプログラムで
 ●DVの加害者に対するプログラム
 ●DVの被害者に対するカウンセリング

著者略歴

著:信田 さよ子
原宿カウンセリングセンター所長。公認心理師、臨床心理士。1946年岐阜県生まれ。駒木野病院勤務、CIAP原宿相談室勤務を経て1995年、原宿カウンセリングセンターを設立。著書『子どもの生きづらさと親子関係――アダルト・チルドレンの視点から』(大月書店)、『母が重くてたまらないー墓守娘の嘆き』『性なる家族』(ともに春秋社)、『実践アディクションアプローチ』
(金剛出版)ほか多数。

ISBN:9784272360949
出版社:大月書店
判型:4-6
ページ数:176ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP