はじめに
第1章 飼い主に寄り添い、支える
闘病をがんばる飼い主に届け 薬袋に書いたエール(金井優佳さん)
受付という場所で 不安を和らげ悩みを聞きだす(高藤雪代さん)
退院しても終わりじゃない 「自宅でみとる」を支える(佐藤越子さん)
余命は約10日間 難病の犬と飼い主をLINEや電話で全力サポート(佐藤順子さん)
第2章 私の信じる看護道
犬が交通事故に 後悔する飼い主の姿が私を変えた(高橋沙織さん)
それでも次の患者はやってくるから 「死」を次に生かす(津田幸宏さん)
経験を積んで、ふと考えた「看護ってなに?」 答えは足元に(村上可奈恵さん)
「最期のとき」を尊重したい 飼い主といっしょにおこなうエンゼルケア(山下怜可さん)
第3章 明日へ命をつなぐ
アメリカ生まれの救命法と出合い 命に本気でむきあう(新谷政人さん)
マッサージすると、とまった心臓は何度も動きだした(旭 あすかさん)
あっと驚く急患も来院 島で唯一の動物病院は大忙し(山田美咲さん)
肺水腫で緊急入院 スタッフの連携で息を吹きかえす(瀧野澤恵実さん)
第4章 言葉を話せない動物の代弁者に
怒りん坊犬が教えてくれた 不安な動物の心を守る保定術(圓尾文子さん)
動物思いの看護が生んだ信頼関係と「最後の抱っこ」(瑞穂さん)
老犬の力になりたい お世話で手はみみずばれに (檜杖清美さん)
愛猫がつらい病気に でも選べなかった安楽死(小野 結さん)
第5章 飼い主支援のテクニック
とことん寄り添う減量指導で ぽっちゃり犬をスリムに(有泉 慶さん)
猫の異常で血相を変えて来院 冷静な問診で落ちつかせる(松本知佳さん)
高齢者と動物の心と「ずっといっしょ」の暮らしを守る(南 梓美さん)
病気で食欲のない猫 食べてもらうため工夫を重ねた(高橋七月子さん)
第6章 得意分野で活躍&新たな試み
病院が大嫌いな犬と飼い主の人生を変えたノーズワーク(中村昌子さん)
ヘルニアで後ろ足まひ 懸命のリハビリで歩けるように(遠藤百菜さん)
「愛犬が失明するかも」 飼い主にかける言葉を探しつづけて(仲地亜由美さん)
動物病院嫌いのおばあちゃんがくれたメッセージは時空を超えて(梶 芙美子さん)
人間不信の犬との出会いが導いた しつけのプロへの道(富永良子さん)
第7章 動物が教えてくれたこと
家族に迎えた小柄な学内犬 動物看護師人生を支える存在に(波戸彩乃さん)
飼い主の入院で置き去りに 高齢犬と過ごしたいとおしき日々(望月恭子さん)
猫白血病の子猫兄弟 短い生が精いっぱい伝えたメッセージ(山本 梓さん)
歩行困難の犬 リハビリをとおしてもらった前をむく力(小原洋子さん)
「笑顔で、仲良く、楽しく」 骨肉腫の引退ドナー犬と交わした約束(三橋有紗さん)
愛玩動物看護師になりたい人へ
おわりに