全世界70万部のベストセラーの日本語版、米国の栄養士が教える“直観的に食べる”ための10の原則
●本書は、1995年に米国で初版が刊行され、2020年に第4版が発行された、全世界累計70万部のベストセラー『Intuitive Eating』の日本語版である。
●「インテュイティブ・イーティング」は、米国の二人の栄養士によって考案された直観的な食事のスタイルであり、長年の臨床経験をもとにした10の原則を通じて、ダイエット思考を手放し、食べ物との健全な関係を取り戻すためのプロセスを提示する。
●その効果は、心理的・身体的なウェルビーイングにポジティブな影響をもたらすとの報告があり、健康状態、肥満、糖尿病、摂食障害など幅広い分野で200以上の研究が発表され、60カ国に2,400人以上の認定カウンセラーが在籍し、世界中で多くの人々の日常生活に取り入れられている。
●本書は、無理なダイエットによる心身への負担、不安やストレスによる過食、食や体型に関する悩みを抱える人々に、新たなアプローチを提供する。また近年、医療そのものが体重や疾患に対する差別・偏見等、スティグマを助長する一因となっているとの指摘もあり、本書では、スティグマがどのように生まれるのか、またその克服法についても、一つの答えを提示している。
●さらに、クライアントの実例や陥りやすい思考の罠、誰でもすぐに実践できるアドバイスを豊富に紹介し、記録表やスケールなどの実用的なツールも収載。医療従事者や健康をサポートする専門家、そして一般の方にもインテュイティブ・イーティングの考え方や実践方法をステップごとにわかりやすく解説した一冊。
【目次】
Chapter 1 インテュイティブ・イーティングの科学的背景
Chapter 2 ダイエットのどん底
Chapter 3 あなたの食べ方のタイプは?
Chapter 4 インテュイティブ・イーティングの10原則オーバービュー
Chapter 5 インテュイティブ・イーターを呼び覚ます:5つのステージ
Chapter 6 原則1:ダイエット思考を手放す
Chapter 7 原則2:空腹感を尊重する
Chapter 8 原則3:食べ物と和解する
Chapter 9 原則4:フードポリスに立ち向かう
Chapter 10 原則5:満足する要素を見つける
Chapter 11 原則6:満腹感を感じる
Chapter 12 原則7:自分の感情に優しく対処する
Chapter 13 原則8:自分の身体を受け入れる
Chapter 14 原則9:身体を動かし、違いを感じる
Chapter 15 原則10:“緩やかな栄養”で健康を尊重する
Chapter 16 インテュイティブ・イーターの育て方:子どもや若者に効果的な方法
Chapter 17 摂食障害が回復するまでの究極の道のり
Epilogue おわりに