出版書誌データベース

認知症予防の専門医、広川医師の監修で、独自のメソッドを元に作られた認知症予防のための問題集。問題の種類は、読者が飽きずに楽しく解けるように、数字や漢字、まちがいさがしなど、いろんな種類の問題をランダムに初級、中級、上級の順に掲載しています。認知症予防に必要な「記憶力」、「言語能力」、「計算能力」、「遂行力」、「判断力」の5つのうち2つ以上の能力を同時に鍛えることができます。（例：「にたすには？」等ひらがなの式を数字に変換して答える問題＝「言語能力」、「計算能力」が鍛えられる）巻頭に広川医師による、認知症の脳はどうなっているのか解説コラムがあり、認知症予防の仕方、必要な食材など、食や運動の面からできる認知症予防トレーニングも紹介しています。

ウォーミングアップ（9問）
コラム1：　認知症予防に欠かせない食品①　良質な油　P25
初級（31問）
コラム2：　認知症予防に欠かせない食品②　たんぱく質 P57
中級（59問）
コラム3：　サプリメントも上手に活用 P117
上級（42問）
コラム4：　問題を解く前に、運動して脳の血流もアップ!　　P165
解答（P166-190）

監：広川　慶裕
1955年、大阪府で生まれる。1984年、京都大学医学部卒。麻酔科専門医・指導医を経て、精神科に転科。以後、認知症やうつ病などの精神疾患治療に専念し、数多くの臨床経験を持つ。さまざまな医療機関で要職を歴任したのち、2014年に認知症予防の専門クリニック「ひろかわクリニック（京都／宇治市）」と「～脳と心の健康～品川駅前MCI相談室（東京／品川）」を開設。認知症の早期発見と早期治療に取り組み、認知症予防のトータルメソッド『認トレ』を創設。著書に『認知症予防トレーニング 認トレ 一生ボケない! 38の方法』（すばる舎）、『認知症にならないクセづくり ～予防は何歳からでも！～』（ワニブックス）などがある。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。