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シリーズ〈気象学の新潮流〉 1

都市の気候変動と異常気象

猛暑と大雨をめぐって

著:藤部 文昭

紙版

内容紹介

本書は,日本の猛暑や大雨に関連する気候学的な話題を,地球温暖化や都市気候あるいは局地気象などの関連テーマを含めて,一通りまとめたものである。一般読者をも対象とし,啓蒙的に平易に述べ,異常気象と言えるものなのかまで言及する。

目次

1. 明治時代の気候と気象災害
2. 地球温暖化の実態とメカニズム
3. ヒートアイランドの性質
4. 都市気候をめぐる話題
5. 気候変動の信頼性に関する問題
6. 夏の局地風と広域ヒートアイランド
7. 猛暑の実態とその長期変化
8. 気候変動と降水の変化
9. 都市が降水に与える影響

*コラム(例)
 温室が暖かい理由は温室効果ではない
 特異日
 気候変動の大きさについての感覚
 区内観測による高温記録
 元祖「ゲリラ豪雨」
 環八雲
 都市の微雨

著者略歴

著:藤部 文昭
首都大

ISBN:9784254167719
出版社:朝倉書店
判型:A5
ページ数:176ページ
定価:2900円(本体)
発行年月日:2012年04月
発売日:2012年04月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:RBP